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とはずがたり日本語総研
350
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 17:03:07
#マスメディア許すまじ!?
西は「へのへのもへの」東は「へのへのもへじ」
絵描き遊び調査50年 越前市出身・加古さん出版 讀賣福井
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news002.htm
西は「へのへのもへの(・)」、東は「へのへのもへじ(・)」――。越前市出身の絵本作家、加古里子さん(80)(神奈川県藤沢市在住)が、50年以上かけて絵描き遊びを調べ、出版した集大成「伝承遊び考 絵かき遊び考」。落書きにも多い「へのへの……」は、原型となる文字絵が室町時代に京都で発祥し、東日本などに伝承する間に、多様なバージョンに変化したとの研究成果をつづる。現代ではマスメディアの影響で、東日本の「もへじ」系が全国に広まりつつあるという。
文字絵は、京都・青連院のふすま・障子裏に戯画の記録があり、室町時代に大陸文化の影響を受けた北山文化や、わび・さびによる幽玄瞑想(めいそう)的な東山文化の下、公家や僧侶、文人たちの宴会で人の容姿を描いたのが始まりと推測。
全国から約4万7000の「へのへの……」のサンプルを収集して分析。終わりが「もへの」は京都を中心に同心円状に広がり、糸魚川(新潟)―浜松(静岡)ラインを境に、東日本は「もへじ」が主流だった。
伝承について、がけや河川で交通の難所が多かった同ラインは、戦国大名の領地管理の境界でもあったために、人々の交流は少なかった。しかし、安土桃山文化が花開き、京都・大阪の文化が東日本に伝わり、江戸時代に独自の風俗文化も加わって「もへじ」に変化したと仮設を立てている。
東西の境界の北陸東海地域では、両系統が混在し、「もへと(・)」(岐阜)などもあった。全国には7字の基本形から「へのへのもへまろ」、耳を描く「へのへのもへのぢさ」など8字、9字の変化形も。冊子には絵も300種以上を掲載している。年を追うごとに「もへじ」系が西日本でも増加しており、地域性が失われてきているという。
「絵かき遊び考」では、計約10万点の資料を集め、コックさんやタコ、キンギョ、ツルちゃんなどの背景も分析。絵描き歌の楽譜や図解付きで紹介している。
加古さんは「伝承遊びは、多くの子どもの力で作られ、向上の姿勢や共生の精神が込められた宝。遊びの背後で子どもたちが気高く意欲を持って生きようとしていることを知ってもらいたい」としている。
(2007年2月7日 読売新聞)
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