したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

とはずがたり日本語総研

1■とはずがたり:2003/01/26(日) 15:06
日本の消えゆく方言を保存・活用するスレ。
スレを見かけた方は是非情報提供を!
また漢字など言語一般についても。

241とはずがたり:2005/05/30(月) 10:09:51
<折口信夫>全集未収録の短歌2首発見 同性の恋人詠む?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000016-mai-soci

 民俗学者で歌人の折口信夫(1887〜1953年)の全集未収録の短歌2首や、折口の同性の恋人・藤無染(ふじむぜん)の翻訳が掲載された同人誌を、文芸評論家の安藤礼二さんが発見した。無染は折口の自筆年譜に一度登場するだけだが、作家で詩人の富岡多惠子さんの研究で、折口に大きな影響を与えていたことが明らかになっている。今回の資料は2人の密接なつながりを示した初の物的証拠として注目されそうだ。
 見つかったのは、折口と同せいしていた9歳年上の恋人で、仏教改革運動家の無染らが発行していた「仏教青年」190年1月号。全集未収録の2首を含む折口の歌5首と、キリスト教と仏教の起源を同一視する無染の翻訳が掲載されている。
 未収録の2首は「目ふさげど暗になほ見る大き身の契りあればや釈迦牟尼如来」「産声に毘舎も刹利も出てあふげ今虚空より曼荼羅華ふる」。目を閉じると暗闇の中から巨大な光となった釈迦が現れる、インドの広大な大地に新たな聖者の産声が響き渡り、空からは祝福の白い蓮華(れんげ)の花が降って来る、という意。安藤さんは「聖者誕生のイメージは、革新的な宗教運動を進めようとした恋人を詠み、ささげたものに違いない」と2人の精神的なつながりを指摘する。
 目次では無染と折口が筆名で併記されており、折口の寄稿は知られていなかった。折口の弟子で国学院大名誉教授の岡野弘彦さんは「2首は他の文献には収録されていない、折口の歌であるのは間違いない」と話す。
 折口については、67年刊の「わが師折口信夫」で加藤守雄さんが同性愛傾向を書いたほか、富岡さんが0年刊の「釈迢空(しゃくちょうくう)ノート」で無染が法名として折口を釈迢空と命名した可能性を指摘していた。この法名は折口の筆名として知られる。
 新資料を解説した安藤さんの論文は6月7日発売の「群像」7月号に掲載される。【手塚さや香、米本浩二】
 ▽作家の丸谷才一さんの話 折口は自分の過去を極端に隠すところがあった。無染のことも故意に隠ぺいしていた。折口が初期から晩年までキリスト教にこだわっていたのが不思議だったが、今回の発見でかなりなぞが解けた。
 ▽折口信夫(おりくち・しのぶ) 1887年大阪府出身。民俗学者・柳田国男に師事、沖縄の八重山諸島などの調査を通して、古代日本人の精神風土を分析。日本人の神の観念を説明する独自の手法は「折口学」と呼ばれる。国文学の民俗学的研究を集大成した「古代研究」(全3巻)や万葉人を描いた小説「死者の書」で知られる。
(毎日新聞) - 5月30日3時10分更新

242とはずがたり:2005/05/31(火) 15:35:08
中国相手に漢文論議は分が悪いやね。

小泉首相の論語引用に人民日報「もっと勉強せよ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000004-scn-int

 小泉首相が、靖国神社参拝に関連して、論語の「罪をにくんで、人をにくまず」という一節を引用したことに、人民日報が噛みついた。31日付で、「断片的に引用して、孔子を曲解したものだ」などとする論説を発表した。

 論説では、小泉首相が引用した部分は、後世の偽作であるとする研究者が多いことを紹介。そもそも論語の一節として引用するならば、「孔子の言葉であると、評価が定まっている部分を使うべきだ」とした。

 さらに、問題の「罪をにくんで人を憎まず」という部分の後には、「罪を犯した人間を生かそうとする。それができないなら『刑』する」と続くことを紹介。

 また、前後の部分から判断して、「罪をにくんで」の部分は「小さな罪なら、これを赦(ゆる)す。老人や弱者は受刑させない」という考えを反映したものだと解説した。

 そして、「靖国神社に祀られているA級戦犯の犯した罪は、小さな罪なのだろうか。彼らは、弱者だったのだろうか」などとして、小泉首相の発言を、(孔子の一節を)断片的に取り上げ、勝手な解釈をほどこしたものだと、断じた。

 結論の部分では、小泉首相の発言に対する日本国内の反響を紹介。朝日新聞が社説で「過ちて改めざる、これを過ちという」などと論語を引用していることに触れ、「こちらは孔子の名言をきちんと使っている」として、「小泉首相はもっと勉強すべきではないだろうか」と皮肉っている。(編集担当:如月隼人)


(サーチナ・中国情報局) - 5月31日12時11分更新

243とはずがたり:2005/06/12(日) 15:50:11
ひらがな思考術の極意 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/mhlw.html?d=12gendainet05115990&cat=30&typ=t

「ひらがな思考術」(ポプラ社)なる本がサラリーマンの間で注目されている。著者の関沢英彦氏(58歳)は東京経済大コミュニケーション学部教授で、博報堂生活総合研究所顧問を兼ねる。関沢氏いわく「企画書などで漢字や英語、カタカナを多用すると、うまく書けたような気になりますが、実は難しい言葉は“ひらがな”に置き換えた方が物事の本質が見えてきます」。その具体的な方法を伝授してもらった。

●コア・コンピタンスは“もっとも強いこと”に置き換えられる

「ひらがな思考術」のすばらしさを、近ごろ企業間で盛んに使われている「コア・コンピタンス」を例に関沢氏が説明する。

「『コア・コンピタンス』は、“中核能力”などと訳されています。メーカーなら製品のコア技術がそれに当たります。だから経営陣は“わが社のコア・コンピタンスは何か?”と社員に答えを求めたりします。コア・コンピタンスあるいは中核能力と聞いても、いまひとつピンときません。ところが、ひらがな思考術を使えば、とたんに“明るさ”が見えてきます。コア・コンピタンスの言わんとするところは、“もっとも強いこと”とか“誰にも負けないこと”なのです。これならばピンとくるでしょう。先の例では“わが社の強みは何か?”となる。さらに自分の仕事での強みの発見にもつながるのです」

●ひらがなを使ったやさしい文章は強く印象に残る

 また関沢氏はこんな例も挙げた。

〈厚生労働省は、05年度から若年技術者を対象とする技能競技大会を設置するなどして、製造現場の技術継承に取り組むことになった〉をひらがなを使ったわかりやすい文章に変えた――。

〈厚生労働省は、05年度から若い技術者によるものづくりの技を競い合う大会などを通して、技術を受けついでもらう試みを始めます〉

「若い」「ものづくり」「競い合う」「受けついでもらう」「試み」「始めます」といったやさしい言葉を使うと、強く印象に残るはずだという。つまり、ひらがなが多い文章は訴えかける力が強いわけだ。

 この力は企画書などを作る場合も役立つ。

「たとえば旅行会社の企画部門スタッフが経営陣から新しいヨーロッパ旅行ルートの開発を命じられたとします。スタッフたちが考えた3つのルートは健康志向、文化志向、精神志向。各ルートの中身はぼんやりしており、明確さに欠けます。これらをひらがなに置き換えると、健康志向から順に『からだ』『あたま』『こころ』になる。こうすると、アイデアが出やすくなりますよね」

「からだルート」ならスパなど温泉施設巡り、「あたまルート」なら名門大学での文化講座コース、「こころルート」なら映画などで登場したストリート巡りといった具体案になる。そして“うちの会社はあたまルートが弱いね”といった弱点が浮き彫りになったり、“3つのルートをセットにしたプランもおすすめ”と企画が発展したりする可能性が出てくるという。

●子供とのコミュニケーションツールに使える

「実はひらがなには、煮詰まった問題をほどく、五感に訴える、思いをつなげる、明確に表現が伝わる、気持ちがくつろぐ――の5つの力があります。仕事で行き詰まったとき、ひらがな思考術を活用すれば、必ず道が開けますよ」

 子供とのコミュニケーションに利用すれば親子関係がよりうまくいく。

「子供に今日の一日をひらがな3つの言葉で言ってごらんと尋ねる。たとえば“およぐ・きゅうしょく・もりもり”と答えてきたら“ああ、学校で元気よくやっているな”と解釈できます。できれば親もひらがなで一日を表せば、子供との対話が弾みます」

“腹に届く”というひらがなは、仕事や私生活に利用できそうだ。

[2005年6月9日掲載記事: 2005年6月12日10時0分 ]


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板