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とはずがたり日本語総研
241
:
とはずがたり
:2005/05/30(月) 10:09:51
<折口信夫>全集未収録の短歌2首発見 同性の恋人詠む?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000016-mai-soci
民俗学者で歌人の折口信夫(1887〜1953年)の全集未収録の短歌2首や、折口の同性の恋人・藤無染(ふじむぜん)の翻訳が掲載された同人誌を、文芸評論家の安藤礼二さんが発見した。無染は折口の自筆年譜に一度登場するだけだが、作家で詩人の富岡多惠子さんの研究で、折口に大きな影響を与えていたことが明らかになっている。今回の資料は2人の密接なつながりを示した初の物的証拠として注目されそうだ。
見つかったのは、折口と同せいしていた9歳年上の恋人で、仏教改革運動家の無染らが発行していた「仏教青年」190年1月号。全集未収録の2首を含む折口の歌5首と、キリスト教と仏教の起源を同一視する無染の翻訳が掲載されている。
未収録の2首は「目ふさげど暗になほ見る大き身の契りあればや釈迦牟尼如来」「産声に毘舎も刹利も出てあふげ今虚空より曼荼羅華ふる」。目を閉じると暗闇の中から巨大な光となった釈迦が現れる、インドの広大な大地に新たな聖者の産声が響き渡り、空からは祝福の白い蓮華(れんげ)の花が降って来る、という意。安藤さんは「聖者誕生のイメージは、革新的な宗教運動を進めようとした恋人を詠み、ささげたものに違いない」と2人の精神的なつながりを指摘する。
目次では無染と折口が筆名で併記されており、折口の寄稿は知られていなかった。折口の弟子で国学院大名誉教授の岡野弘彦さんは「2首は他の文献には収録されていない、折口の歌であるのは間違いない」と話す。
折口については、67年刊の「わが師折口信夫」で加藤守雄さんが同性愛傾向を書いたほか、富岡さんが0年刊の「釈迢空(しゃくちょうくう)ノート」で無染が法名として折口を釈迢空と命名した可能性を指摘していた。この法名は折口の筆名として知られる。
新資料を解説した安藤さんの論文は6月7日発売の「群像」7月号に掲載される。【手塚さや香、米本浩二】
▽作家の丸谷才一さんの話 折口は自分の過去を極端に隠すところがあった。無染のことも故意に隠ぺいしていた。折口が初期から晩年までキリスト教にこだわっていたのが不思議だったが、今回の発見でかなりなぞが解けた。
▽折口信夫(おりくち・しのぶ) 1887年大阪府出身。民俗学者・柳田国男に師事、沖縄の八重山諸島などの調査を通して、古代日本人の精神風土を分析。日本人の神の観念を説明する独自の手法は「折口学」と呼ばれる。国文学の民俗学的研究を集大成した「古代研究」(全3巻)や万葉人を描いた小説「死者の書」で知られる。
(毎日新聞) - 5月30日3時10分更新
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