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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

808■とはずがたり:2003/07/15(火) 10:17
彩の国と云うスローガンにはこんな薄汚い背景があったのですな。

http://www.asahi.com/national/update/0715/010.html

埼玉知事長女が大学設立働きかけ 県が2億円予算化

 土屋義彦・埼玉県知事の長女、市川桃子容疑者(53)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=が、大学の設立構想を県側に働きかけ、県がシンポジウムを開くなど約2億円を予算化していたことが、関係者の話などから分かった。委託業者を指定することもあったという。市川容疑者が県政に影響力を持っていた実態が具体的に明らかになった格好で、県の幹部職員は「相手は知事の長女。反対できる職員はいなかった」と話した。

 複数の県幹部ら関係者によると、市川容疑者は92年に土屋氏が当選すると、間もなく県に新事業を提案するようになった。デザイナーで夫の市川英夫氏の提案を受け、ドイツのデザイン学校「バウハウス」を擬した大学の建設を県に働きかけたのが最初だという。

 93年3月、県幹部を相手に夫妻による説明会が2度にわたって開かれ、英夫氏は「埼玉には彩りがない」とし、デザイン情報の発信や国際デザインコンペを開催、最終的に「さきたま造形大学」を建設すべきだ、と提案した。

 93年度には市川容疑者の友人である文化人らを委員とする「彩の国文化懇話会」が設置され、シンポジウムも開かれた。当時事業を担当した旧県民部(現総合政策部などに再編)は同年度、計3千万円の関連予算を計上。幹部は「懇話会もシンポジウムも大学建設へのムードづくりだった」と話した。

 シンポジウムのポスター作製については、市川容疑者が具体的な印刷会社2社の名前を挙げて指名、実際にこのうちの1社が受注した。ポスターのデザインは英夫氏が担当した。

 懇話会やシンポジウムは94年度も実施された。95年度にはこれらの論議を踏まえ、県民部が「文化振興ビジョン」をまとめた。

 県民部は大学建設に関係して、国際デザインコンペの開催準備費などデザイン関連の予算も計上。関連予算は97年度までに総額約2億円に上った=表。しかしそれ以降は大幅に縮減され、構想は頓挫したという。

 構想断念について当時の関係者は「なぜ埼玉でこのような学校が必要なのか、県民が納得できる理由付けが最後まで見つからなかった」と語った。現在の文化振興課は「当時のことを知っている職員がいないのでわからない」としている。

 英夫氏によると大学構想は、土屋知事による新体制下で新たな新規事業を模索する動きがあり、英夫氏が市川容疑者に「バウハウスのような大学がいいのでは」と提案した。その後、市川容疑者から「県職員に素晴らしさを説明してもわからない」と、説明を依頼された。

 この後、英夫氏は市川容疑者の度重なる県政への介入に気づき、「県庁との癒着が常識外れだ」と感じるようになった。市川容疑者に「知事の娘のあなたが何か言えば職員は2倍に感じる。李下(りか)に冠を正さずだよ」と注意したこともあったという。

   ◇

 ■大学設立関連の予算■
年度  事業名               予算額(万円)
93  彩の国文化懇話会運営費       3000
94  文化による彩の国づくり推進事業費  2712
    彩の国グランドデザイン向上事業費  2245
95  文化による彩の国づくり推進事業費  1556
    彩の国グランドデザイン推進事業費  4614
96  彩の国グランドデザイン推進事業費  3404
97  彩の国グランドデザイン推進事業費  3300
                    計2億831 (07/15 07:51)


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