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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

791■とはずがたり:2003/06/23(月) 23:46
http://mytown.asahi.com/aomori/news01.asp?c=5&kiji=533

木村氏の復活に恐れ

 「県民協会に知事職を渡してはいけない」

 16日、木村守男知事の辞職に県議会が同意して約30分後。東京・永田町の自民党本部で、大島理森代議士は居並ぶ県選出国会議員4人に強調した。1月の知事選で木村氏を推して協会との激戦を制しただけに、ポスト木村の人選は難問だ。だが、「独自候補を擁立すべきだ」という主戦論が大勢を占めた。

 同党には「田名部アレルギー」がある。特に大島氏にとって、県民協会長の田名部匡省参院議員は同じ八戸市を地盤とする政敵。大島派県議らは3月、知事不信任決議案の採決で、田名部派の勢力伸長を恐れて反対に回ったほどだ。また、津島雄二代議士は県連会長として、田名部氏と県政の主導権争いを繰り広げてきた。

 しかし、国会議員らと、県議団としての認識は違う。4月の県議選で木村派の5人が落選、執行部もがらりと代わって、野党とともに木村氏に引導を渡した。ポスト木村を巡っても協会幹部と連絡を取り合う「連帯感」さえ生まれた。

 そんな自民党県議らが恐れるのは木村氏の復活だ。出直し知事選で協会と争った場合、間隙(かんげき)を縫って木村氏が出馬し、当選してしまうかもしれないと心配する。冨田重次郎・県連幹事長は「乱立は得策ではない」と話し、協会との連携も考えている。

 いわば「二重構造」の自民党は20日、県連三役と国会議員らが党本部で話し合う予定だ。党内では、佐々木誠造・青森市長のほか、県出身官僚ら3、4人の名前が挙がっている。独自候補の擁立を目指すのか、県民協会などと超党派で歩むのか−−。模索が続く。

     ■

 一方の県民協会。17日の常任幹事会後、田名部氏は記者会見で、こう語った。

 「誰かいい人がいるならば、他の党とも話し合いをしていく」

 出直し知事選では、候補者によっては、激しい権力闘争を繰り広げてきた自民党とでも連携するというのだ。

 1月の知事選では、自民・木村連合に、弘前学院大教授の横山北斗氏を立てて立ち向かった。結果は、木村氏に約8万票差の次点。予想を大きく上回る善戦だ。その木村氏が去った今、大きなチャンスを迎えている。

 しかし、県議選での引退、落選をきっかけに、協会幹部の顔ぶれは大きく代わった。組織の態勢立て直しが急務だ。そして、やはり木村氏の影が気になる。「木村氏の再選阻止が最大の目的」(協会関係者)だ。候補乱立を避けるためにも、田名部氏ら幹部は自民党の出方を見守る方針を確認したという。

     ■

 当の木村氏は、16日の退任会見で出直し知事選への意欲を聞かれ、「ふるさとを思う心に変わりはない。自然体で処していきたい」と答えただけで、否定しなかった。

 木村氏は18日の後援会の会合で、辞職に至ったいきさつを説明する予定だ。「出直し知事選をにらんだ事実上の決起集会になるのではないか」。そんな見方もある。

 ある自民党関係者は、こう漏らした。

 「田名部氏と大島氏らが手を結ぶのは考えづらい。だが、木村氏に勝つことを最優先するなら協会との話し合いは欠かせない」

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