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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

7443杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/05/27(火) 01:52:13
いくら暴力団絡みでの不祥事が影響したとは言え、ここまでの大差・・・・・相当怒ってたんだな (゚Д゚;)

佐藤氏が初当選/鹿沼市長選
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000805260001
2008年05月26日

 現職と新顔の争いとなった鹿沼市長選は25日、投開票され、元県議の佐藤信氏(61)=無新、民主・社民推薦=が、3選を狙った阿部和夫氏(60)=無現=を破り、初当選した。前回04年が無投票で、8年ぶりの選挙戦。ともに「市民党」を掲げ、党派を超えた票獲得を目指した結果、一部の自民党系、共産党市議らの支援も受けた佐藤氏が大差で勝った。阿部氏は2期8年の実績を訴えたが、3月に発覚した暴力団組長との密会問題で生じた逆風をはね返せなかった。当日有権者数は8万3105人。投票率は64・03%だった。

当 37,378 佐藤   信 無新 61 =民主・社民推薦 共産支持
   15,440 阿部 和夫 無現 60

 鹿沼市上殿町の佐藤信氏の事務所では午後10時半ごろ、「当選確実」の報がもたらされると、支持者から万歳の声がわき上がった。「佐藤コール」で壇上に迎え入れられた佐藤氏は「これは私の勝利ではなく、良識ある鹿沼市民の勝利だ。鹿沼の生活改善、名誉回復のため、皆様と共に再生のためにつとめていくことをお誓い致します」とかすれ声ながら力強く応えた。
 民主党系の候補者擁立が難航する中、3月に立候補を表明。民主党県連幹事長の職を辞して現職に挑んだ。00、04年の市長選前にも立候補が取りざたされた経緯があり、満を持しての登場だった。
 選挙戦で佐藤氏は「医療と福祉、教育、産業の振興」を最重点政策に掲げ、JR日光線鶴田―鹿沼間の新駅やハーベストセンター(温泉宿泊施設付きの貸農園)の建設構想を「ハコモノ行政」と批判。現市政はトップダウン方式だとし、「市民が主役」の市政を打ち出した。
 鹿沼市東町2丁目の阿部和夫氏の事務所では、午後10時半ごろ、佐藤氏当選の情報が入ると、駆けつけた支持者らはがっくりと肩を落とした。支持者の前に姿を見せた阿部氏は、暴力団との密会問題を敗因に上げ、「私の不徳の致すところ。あのつまずきが市民の意識を変えてしまった。潔白を理解していただけたと思っていた」と涙ぐんだ。
 阿部氏は昨年12月に立候補を表明。3期目に向け盤石かと思われたが、3月に暴力団組長との密会問題が発覚したことで一転、厳しい逆風にさらされた。自民、公明両党の推薦は取り消され、自民党系市議の一部が離反した。
 市内約180に上る団体から支持を受け、選挙戦では約70回もの演説会やミニ集会を重ねて巻き返した。現職の強みを生かし、少子化対策など2期8年の実績を積極的にアピール。密会問題にも「潔白だ」と繰り返し、市民の不信感をぬぐうことに全力を注いだが、及ばなかった。
 前回04年が無投票だったため8年ぶりの選挙戦となった鹿沼市長選の投票率は、合併前の旧鹿沼市時代の00年と比べて1・75ポイント下がり、64・03%だった。現職の暴力団密会問題への失望から、大幅低下を予想する声もあったが、市を二分する激しい選挙戦になり、微減にとどまった。


〈解説〉密会問題、批判集める
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000805260002
2008年05月26日

 《解説》わずか2カ月前に立候補を決めた新顔が、3期目に向けて一時は盤石とみられていた現職に圧勝した。
 最大の要因は、3月に発覚した阿部氏と暴力団組長の密会問題とみて間違いない。
 突然、厳しい逆風にさらされた阿部氏陣営は、「8年間の実績」と「たった一つの過ち」をてんびんにかけ、市民へ選択を迫る戦術を取った。確かに、阿部氏が先頭に立って取り組んできた少子化対策や農業振興などの実績は、佐藤氏陣営も「大きな失政はない」と一目置いていた。
 だが、密会問題は、01年の市幹部殺害事件の反省から暴力団らへの対処法を定めたマニュアルに、市長自ら反する行動を取った責任があいまいなままだった。密会に同席した小松英夫・市議会議長や中津宰・商工会議所会頭も発覚前の地位にとどまっている。
 この問題で明らかになったのは、行政の監視役たるべき市議会議長、事前に面会を知らされた大橋勲副市長ら周辺が、だれも市長を止めようとしなかった現体制の危うさだ。十分な検証もせず「選挙で信を問う」と言い切った姿勢に、市民が現職のおごりをかぎ取ったのではないか。
 裏を返せば、佐藤氏が市民の信任をつかんだ選挙とも言い切れない。実際、陣営は阿部氏への党派を超えた批判票を吸収する戦略に徹した。
 佐藤氏は現職のトップダウン色と対比させ「私は市民の声を聞く」と訴えた。だが厳しい財政状況下、八方美人的な態度を取り続けるには限界がある。混乱を収拾し、行政を適正に導く力量があるかを問われるのはこれからだ。


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