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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

6415とはずがたり:2007/05/14(月) 18:25:04
[知事との距離]会派構成にどう影響
http://www.sakigake.jp/p/special/07/kengisen/feature/hakutyu/doc_03.jsp

 「是々非々とは言いながら、実態はそうなっていないのではないか。今後は知事ベッタリとはいかないだろう」
 今県議選で現職3人を失った与党系会派「みらい21」。当選県議7人が投開票日から2日後の10日夜、秋田市内に集まった場では、こんな意見が出た。改選前に引き続き存続を決めた同会派は、基本姿勢として「寺田県政に対し是々非々のスタンスで臨む」ことをあらためて確認し合った。

「厳しい有権者の目」

 選挙戦では、「与党」と見られることで有権者の風当たりを感じ取った現職もいる。「何だかんだ言っても、結局は県当局に賛成じゃないかとの批判を受けた。確かに否定できない面もある。(県が導入方針の)子育て教育税の件もあって、有権者の目は厳しくなっている」

 中には、与党と位置付けられること自体に、抵抗を示す反応も出てきた。「与党と決めたことは一度もないのに」とある議員。

 ただ紛糾した議案では、問題点を指摘しながら最終的に賛成に回ってきたなどの経緯から、県幹部らにも与党という認識が根付いている。

 こうした見方に、同会派の穂積志代表は反論する。「何でも当局に賛成してきたわけではない。知事の海外視察事業などのように、議案の採決に至る以前に県当局に取り下げさせてきた」

 落選したある県議は、告示前に開いた総決起集会に知事を招いた。知事はその場で子育て教育税の必要性を説いたが、この県議はあえて、知事の前で「税導入は拙速だ」と反対の立場を支持者らに強調。「知事との太いパイプ」をアピールする一方、「是々非々」の姿勢を示すなど苦しい対応を迫られた。

 今県議選では、野党で最大会派の自民は現職全員が当選。単独過半数には満たなかったが議席は1増の19に。一方、みらい21など与党系会派は、現職4人が落選した。知事に共鳴する新人らの当選はあったが、全体的には厳しい結果となった。

「勢力図は頭にない」
 新県議の間では今、新たな会派構成に向けた動きが加速している。
 知事は9日の記者会見で「(与野党勢力図は)私の頭の回路にない」と冷静さを強調してみせた。ただ前回ほどではないにしろ、候補予定者の応援に熱心に回ったのは知事本人だった。

 告示前の先月、目に見える形で知事が応援したのは新人、現職、元職の計6人。知事が二男の衆院議員・学氏と出馬を勧めて当選した旧森吉町長の近藤健一郎氏(51)は「知事は保証人のようなもの。当選は知事が応援に来てくれたおかげ」と話す。

 近藤氏は、知事から投開票日前日の7日夜に「感触はどうか」、当選後は「しっかりあいさつ回りを」という電話を受けたという。自らの立場については「知事を裏切ることはできないが、距離が近い分、信頼の下に好きなことが言えるというのはある」と語る。

 選挙にしがらみはつき物。ある自民党県議は「知事が県議選に積極的に介入すれば、応援された県議は(会派の選択などで)自由になれない」と指摘。実際、動向が注目される新生会のある県議は「知事に応援してもらった手前、はい、すぐ自民へ、とはいかない。慎重にいかないと」と悩む。そこにまた、各会派からの誘いが舞い込む。

 寺田知事の任期は残り2年。新議会の出発に際し、会派構成がどうなるか、今後の議論にどう影響するか、知事の現時点の「神通力」が測られる場面でもある。
(2007/4/12)


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