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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

565オリーブの木:2003/04/19(土) 16:28
今日は、4年前の県議選のときに事務所をお借りした場所のご近所のお宅をご挨拶でまわった。駐車場をお借りしたり、第一声の場所をお借りしたり、お騒がせしたり・・・と何かとご迷惑をおかけしたが、ご近所の皆さんはとてもこころよく協力してくださり、その暖かさは今でも忘れられない。

 あるお宅を訪問すると、「今度はどこに事務所を借りたのかな―って心配してたんだよ。元気でがんばってることはいつもテレビで見てるから、会えてうれしいよ。」と言ってくださり、やっぱりおたずねしてよかった、と思った。

 次のお宅で、ちょうど外出先から帰ってきた方にご挨拶すると、厳しい顔をして、「言いたいことが山ほどあるんだけど、まあ、なかへ入って。」と言われ、そのお宅の中へ。
 何かお叱りを受けるのかも・・・と思いながらお聞きすると、その方の言いたいことは2つ。
 今の政治は結局利権がらみ。国会は特にひどいが県会も同じ。これが正されなければ、庶民のくらしはよくなりっこない。自分も商売をしているが、踏んだりけったりで、先のみとおしもない。
 地元のT議員の陣営の選挙のやり方はひどい。まるで時代が逆戻りだ。区長や常会長や組長などの役員をやったことを理由に、そのルートを使って後援会や役員体制を作っている。思想信条にお構い無しに、「地元だから・・・」というやり方。不信任を受けての県知事選挙では良識を発揮した県民が、県会議員の選挙になったらまたこんな選挙をやっているのだから情けない。こんなことでは、やっぱり政治は変わらないのでは。

 この方の二つの主張はもっともなこと。T議員に限らず、日本共産党以外の現職議員の陣営では、多かれ少なかれ同じパターンの選挙が展開されていると聞く。

 最後に、この方は、「だから、私は、本当に、ごまかしのない気持ちで、今回は自分の一票を石坂さんに入れます。本当に正しいことをいっているのも、やっているのも共産党の皆さんだけなんだから。でも、共産党という名前だけでみんな誤解しているんです。」といって固い握手をしてくれた。そして、そのあとに、「共産党って言う名前だけ、もう、変えてくれませんかねえ。」と言っていたけれど。

 午後、息子の同級生のお宅をたずねたら、同級生のお母さんが、「私、もう、選挙は大きらい。選挙の無い国へ行きたいくらいだわ。」というので、「どうしたの?」と聞くと、やはりT議員の陣営で、区の役員さんが何回も「後援会に入ってください。この申込書に名前を書いて。」とまわって来たと言う。最初は断っていたのだが、そのうち住宅地図に色を塗ったものをもってきて、「後援会に入っていただいたお宅は赤く塗ってある。お宅はまだ白い。この白い部分を早く全部赤くしないと、この地域の何軒分かが私の責任なので、困るんですよ。」と半ば脅迫じみた言い方で、これ以上断れば、ご近所づきあいが気まずくなっても困るとしぶしぶ後援会の用紙に名前を書いて、その日は帰ってもらったという。

 すると数日たったら、またやってきて、「婦人部の役員をしてください。」と。もういいかげんにしてほしいという思いで、「私は選挙はきらいだからできません。」とお断りしたとか。
 彼女は、浅川ダムにも絶対反対で、署名運動にも協力してくれ、知事選でも田中知事を応援してくれた人。この人が、ダムを推進してきた、知事選でも、不信任で退席したとは言え、長谷川候補を応援したT議員の後援会になど入りたくないに決まっているのに、区の行政機構を事実上使っての否応無しのやり方で、結局後援会に入会させられるのだから、本当にひどい。
 
 先日もT議員の地元では、このようなやり方で、支持するしないにかかわらず、「地元だから」と、協力せざるをえないやり方で、炊き出しやお茶当番、事務所当番などに地域の人たちが借り出されているという話を聞いた。私のれっきとした支持者の人まで、「何で私が・・・と思うけど、断れないんですよ。」と言う。

 午前中に、私たちに厳しいご意見を言ってくださった方も、「知事選で、県政の改革を願って田中知事を再選したのと同じ県民がこれでは情けない。時代がまったく逆戻りじゃありませんか。」と言っていたが、本当にそのとおり。

 私たちの、時代を逆戻りさせないための民主主義の戦いは、まだまだ道のりは長いことを痛感する。負けずにがんばりたい。


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