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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

4612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/27(土) 08:02:17
党派を超えた票の奪い合いが面白い。

【激戦の構図・2007県議選】下閉伊・九戸区
自民の砦 襲う定数減 讀賣岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news002.htm

◆一本化 形だけ(下閉伊)

 同じ党に属しながら、因縁浅からぬ2人の重鎮が、腹を探り合った。1月中旬、高級ソファが並ぶ県議会の自民党控室。

 「山田町から(対立候補が)出るらしいな」

 現職最長の7期目で、元県議会議長の佐々木俊夫(76)は、傍らに座る県連幹事長の佐々木大和(62)に語りかけた。

 「そうらしいですね」

 大和は目もくれずに、そっけなく答えた。重たい空気が流れた。会話はそれっきりで終わった。

 2人は、同じ旧下閉伊選挙区(定数2)内で、大和が岩泉町をはじめとする北部、俊夫が山田町など南部を基盤に「住み分け」を行い、他の党が台頭する芽を摘んできた。そんな中、今回の改選では、区割りの見直しで下閉伊選挙区の定数が1に減る。俊夫は引退し、大和が党の単独公認を得た。

 表向きは、俊夫が後進に道を譲った形だ。だが、俊夫はこう嘆き、大和を突き放す。

 「大和君から正式な支援要請はない。私の知恵も借りたいだろうが、自分の努力も必要だ。今はその努力が見えてこない」

 この冷え切った関係には、事情がある。

 俊夫の地盤は、元首相の鈴木善幸と、息子で自民党衆院議員の鈴木俊一のおひざ元でもある。善幸の古くからの支援者だった俊夫は、「鈴木派」を自認する。一方の大和は、現在の自民県連会長で衆院議員の玉沢徳一郎を一心に支える。

 衆院選が中選挙区制だったころ、旧岩手1区で覇権を争った鈴木と玉沢の戦いは「鈴玉戦争」と呼ばれ、俊夫と大和も矢面に立った。2人は今でこそ「しこりはない」と口をそろえるが、その言葉を信じる党関係者はいない。

 民主党は、そこにくさびを打ち込んだ。俊夫の出身地の山田町から、町議の田村剛一(68)を擁立したのだ。

 自民党支持者にも触手を伸ばすため、民主は推薦にとどめたが、昨年12月20日の出馬会見には、県連代表の衆院議員・達増拓也が田村に寄り添った。達増はその場で、「県議会の過半数獲得を目指し、選挙区の空白を残さない」と、議席奪取に並々ならぬ決意を見せた。

 県連幹事長の大和の戦いぶりは、瀬戸際に立たされた自民の行く末をも占う。山田町の党関係者は、半ばあきれかえって言う。

 「いつまでも2人の関係がギクシャクしているのはいいことではない。しっかりすり合わせしてくれと言ってきたのだが……」

◇立候補予定者〜下閉伊(定数1)

 佐々木大和62自現《3》

 田村 剛一68無新


◆許されぬ2位(九戸)

 下閉伊をはじめとする県北は、自民にとって「最後の砦(とりで)」だ。所属県議15人のうち、鈴木俊一のいる衆院岩手2区内から8人が選出されている。だが、人口の減少が進む県北は、今回の改選で定数削減のあおりをまともに受けた。

 県内最北端の九戸選挙区も、その一つ。再選を狙う平澄芳(58)は、前回、1000票余りの差をつけられた民主の工藤大輔(36)を相手に1議席を争わねばならない。

 「本当に厳しい戦いになる。よろしくお願いします」

 平は1月3日、地元・軽米町の消防出初め式で、頭を下げ続けた。平は「ここで踏ん張らないと、国政与党としての責任を果たせない」と強調する。

 しかし、工藤も一歩も引くつもりはない。

 「バンザーイ」

 16日の軽米町長選。無投票で再選した山本賢一の隣には、力の限り大声を出す工藤の姿があった。

(敬称略)

◇立候補予定者〜九戸(定数1)

 平  澄芳58自現《1》

 工藤 大輔36民現《2》


(2007年1月27日 読売新聞)


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