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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

4087とはずがたり(2/2):2006/12/11(月) 21:10:01
>>4086-4087

 ◆島袋さん「振興、発展」〜米機墜落の“逆風”かわす

 米海兵隊普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設案を巡る対応が争点となった市長選。市民は、沿岸案に反対しつつも政府との対話路線を掲げ、経済振興策の拡充を訴えた島袋さんに未来を託した。「国とのパイプ」を強調する島袋さんに、市民は「これまで以上に名護を発展させてくれるはず」と期待する一方、キャンプ・シュワブ近くの集落からは基地問題の行方を案じる声も聞かれた。

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 市中心部にある島袋さんの事務所には、国会議員や地元経済界の有力者らが詰めかけた。開票作業が始まってまもなく、テレビで「当選確実」のテロップが流れると、「おおーっ」と歓声が上がり、総立ちになった。

 上京中の稲嶺恵一知事や小池沖縄相らから次々と祝福の電話が入り、島袋さんは「ありがとうございました」と応じ、満面の笑みで万歳三唱。「岸本(建男)市長の後任として北部振興策を継続発展させ、さらに飛躍させたい」と力強く抱負を語った。選対幹部は「移転反対を強調した候補より、今後の振興策など国、県との対話を重視した姿勢が理解された」と勝因を分析した。

 また、1997年12月に基地受け入れを表明し辞職した比嘉鉄也元市長(78)も「市民は継続を選んだということ。新市長は、納得のいく解決策を実行してくれるはずだ」と笑顔を見せた。

 島袋さんはこの後、キャンプ・シュワブに隣接する辺野古地区を訪れ、住民約70人を前に「皆さんと相談して納得のいく行政をしたい」と述べた。

 島袋陣営は、基地問題には積極的に触れず、「現職後継」と「経済振興」を前面に打ち出して戦った。選挙期間中の17日には、沖縄本島東沖に米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)のF15戦闘機が墜落。相手陣営が「基地ノー」を声高に叫んで争点化する“逆風”も吹いたが、徹底して経済振興を訴えて振り切った。

 名護市は、日米両政府が96年、普天間飛行場全面返還に合意して以降、10年にわたって移設を巡り揺れ続けた。選挙のたびに争点となり、市民同士の亀裂を深めた。公務員の男性(32)は「今はだれも基地の話はしたがらない。これで終わりにしてほしい」と話した。

 沿岸案に反対している同市辺野古地区の島袋利治さん(65)は「基地が来れば、私たちは住めなくなる。島袋さんには反対を貫いてほしい」と思いを託した。

 一方、保革相乗りで戦った我喜屋宗弘さん(59)は「私の不徳の致すところ」と沈痛な面もちで敗北宣言した。保守系の我喜屋さんを民主、共産、社民が支援する異例の選挙戦。実力者が多い島袋陣営に対抗心を燃やしたが、元々、主張に大きな隔たりがあるだけに足並みがそろわなかった。

 革新系の大城敬人さん(65)は「真の反対派は私だけ」と訴えたが、政党などの支援がなかったのが最後まで響いた。


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