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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

3775とはずがたり:2006/11/25(土) 12:54:08
>残党は(自分)1人という気がする
橋本は?

「もの言う知事」相次ぎ退場 地方の時代に影?
2006年11月21日17時41分
http://www.asahi.com/politics/update/1121/005.html

 汚職事件で逮捕された佐藤栄佐久・前福島県知事や木村良樹・和歌山県知事、多選を戒めとして引退表明した増田寛也・岩手県知事、長野県知事選で落選した田中康夫氏……。地方の立場から国の政策に注文をつけてきた知事たちの退場が相次いでいる。強烈な個性と発言、先進的な政策で注目された「もの言う」知事たち。「地方にできることは地方に」を掲げた小泉内閣の終焉(しゅうえん)とほぼ時を同じくして、その時代は節目を迎えた。
    ◇
 「共感していただける、本当に数少ない知事の一人でした。これで、残党は(自分)1人という気がする」。増田寛也・岩手県知事が、4選となる来春の知事選への不出馬を表明した翌日の10月31日。片山善博・鳥取県知事は定例会見で惜しんだ。増田知事は逆に引退表明後、片山知事に電話でこう励ました。「頼むから、これからもワーワー言い続けてくれ」

 約2週間後の今月13日、核燃料サイクル政策と道州制に一貫して異議を唱えた佐藤栄佐久・前福島県知事が収賄罪で東京地検に起訴された。「ワーワー言い続けた」知事だっただけに、地元ではいまだに「国と対立してきたから逮捕された」との思いを抱く有権者が少なくない。

 国との協調を基本に都道府県政を運営する旧来型と違い、国や議会と時に激しく対立しながら施策実現を目指すタイプが注目され始めたのは、約8年前にさかのぼる。

 98年4月、増田氏や橋本大二郎氏(高知)、浅野史郎氏(宮城)、北川正恭氏(三重)を核とする知事らが東京に集まり、政策研究や情報交換のためのグループ(現・地域自立戦略会議)を発足させた。4人は共に40〜50代、自民党推薦の前職の後継候補を破った知事だった。後に99年初当選の片山知事や、現在は競売入札妨害容疑で逮捕されている木村良樹・和歌山県知事(00年当選)らも加わった。

 国と地方の対等をうたう「地方分権一括法」の施行(00年)を追い風に、地方分権の立場から、国の政策も公の場でやり玉に挙げた。01年に小泉内閣が誕生、03年に三位一体改革をはじめとする地方改革に乗り出すと、知事たちの「もの言い」に拍車がかかった。

 それだけに今年7月、梶原拓・前岐阜県知事が在職中に県庁裏金問題に関与していたことが発覚し、複雑な思いの地方政治家は多い。三位一体改革論議の過熱した03年から、「闘う知事会」を掲げて国と交渉し続けたのは05年2月まで全国知事会長だった梶原前知事。「改革の旗手でもあり、非常にショックだった」(古川康・佐賀県知事)
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 政治の表舞台からの退場は、事件絡みとは限らない。03〜05年、北川知事は2期、浅野知事は3期で引退した。増田知事を含め、行財政改革や情報公開で一定の成果を上げたとされる3人が、引退理由の一つに挙げたのは、自分に対する「多選制限」だった。

 特定のグループには所属せず、独自の政策を前面に独特の「もの言い」で注目を浴びる知事も目立った。

 その象徴で、外形標準課税をはじめ大都市ならではの政策を打ち出してきた石原慎太郎・東京都知事は、来春の知事選への立候補を事実上表明している。だが、脱ダム宣言など公共事業に依存する行政からの脱皮を図った田中康夫氏は、今年8月の知事選で落選した。

 長野、宮城など対立型の知事の後に就任したのは、国や議会に対し比較的穏健な調整型が多い。相次ぐ不祥事で知事そのものへの信用が急落する中、増田知事は「また静かな時代になるかもしれないが、有権者は物足りなくなれば必ず別の役者を押し立てようとする。それが地方自治の力強さだ」と話す。


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