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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

3705片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 22:26:22
06年県議選 全国屈指の多選議会に賛否 朝日茨城
2006年11月19日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000611190001

茨城県議会は、全国でも屈指の「多選議会」の様相を見せる。今期の場合、8期以上の県議が6人おり、10期以上も3人の議員が在籍していた。多選について有権者からは「ベテランの方が地元の声が県に伝わりやすい」という声がある一方で、「腐敗につながらないか」と不安の声もある。県内の状況と有権者や議員らの見方を探った。(久保智祥、伊藤悟)


県議の在任期数別に全国の都道府県議会を比べた=表。今年7月1日現在の全国都道府県議会議長会の資料をもとにした朝日新聞の集計では、茨城は、4期以上の議員(22人)が全議員(64人)に占める割合は34・4%で全国17位(全国平均は31・3%)。これが8期以上になると、9・4%で広島に次いで2位に浮上する。


全国で最長在職は14期の大山広司・広島県議(88)=今期で引退表明=だが、2位は13期の山口武平・自民党県連会長(85)、3位は12期の関宗長・同副会長(79)。


なぜ、県内では多選が進んだのか。元茨城大教授で、独協大の雨宮昭一教授(地方自治)は「地方議員が国会議員となり流動化するのが一般的だが、茨城は、国会議員に2世や3世が多く、県議の側にも黒い霧事件=キーワード=など国政に出にくい事情があり、政治家の循環が滞っている」と解説する。


多選議員への地元の反応はどうか。


山口氏の地元、坂東市(岩井市区)の農業男性(58)は「当選を重ねたほうが発言力が強くなり、地元の要望が県に伝わりやすい。汚職は困るが、そうでなければベテランの方がいい」。関氏の地元、那珂市で10月末にあった県政報告会では「ベテランでないと思い切って発言し、実行する力は出てこない」という声もあった。


一方で、「何期もやるとマンネリ化し、汚職につながりやすいのでは」と話すのは坂東市の飲食業を営む女性(62)。「5期ぐらいまでがちょうどいいが、ほかにふさわしい人が立候補しない」と不満を語る。


また同市の建設会社員(40)は「多選が続き過ぎると、対立候補が出ずあきらめムードになりがち。本当は若い人がどんどん立候補して大いに話し合う機会にしてほしい」と話す。


朝日新聞が県議選の立候補予定者に行ったアンケートでは「県政全般を十分理解して適正な議会活動をするためには、ある程度の経験は必要」(新顔)や「県民の声を県政に生かすための代弁者で、それが一番効果的に表れる方向に自然となっていく」(中堅県議)など経験豊富なベテランを求める声が多かった。


一方で、「議会活動が形骸(けい・がい)化しているように感じる」(若手県議)との回答もあった。別の若手県議は取材に「1期2期では何もできない」としたうえで、「有権者の県政への関心が下がっている。若い人たちが当選できるような環境が必要」とした。


雨宮教授は「30〜40年以上も同じ県議がいれば、影響力は地域の隅々まで及ぶ。権力が固定化することは、腐敗につながりかねない」と話す。


慶応大の小林良彰教授(政治学)は議員の多選について「1人で絶大な権力をもつ首長とは事情が異なる。地域によっては余人をもって代え難いという場合もある」との見方をする。一方で「議会は立法府としての役割がある。多選議員は、長い経験を生かして、議員発議の条例案をどんどん出すべきだ。有権者も『議会は立法府』という意識をもって県議を選ぶ必要がある」と指摘する。


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