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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1804とはずがたり:2005/02/13(日) 17:25:47
闘う姿勢より鮮明に 岩手・増田氏、風呼ぶ?旧弊打破
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050213-00000008-khk-toh

 全国知事会の会長選は、増田寛也岩手県知事(53)と麻生渡福岡県知事(65)の一騎打ちが確定した。ともに三位一体改革をめぐり国との対決姿勢を鮮明にしているが、永田町、霞が関は「増田氏が会長に就任するケースの方が『衝撃度』ははるかに強烈」(財務省幹部)と見ている。

<正統な継承者>

 「私は梶原拓前会長の補佐役として、三位一体改革の知事会案取りまとめに走り回った」。日ごろはソフトな物腰の増田氏が9日の出馬会見では、珍しく自らの実績を誇り、「闘う知事会」の正統な継承者であることを強調した。

 実際、国と対決する梶原会長にとって、増田氏が懐刀だったのは周知の事実。知事会事務局の職員は「梶原会長が大事な相談をするのは増田さんだった」と打ち明ける。

 知事直属の岩手県政策調査監は「そもそも三位一体改革の地方案は、うちの知事の『特許商品』」と主張する。

 昨年8月に地方6団体が取りまとめた三位一体改革の地方案は、その前年11月に増田氏が副代表を務める21世紀臨調が発表した提言がひな型になっている。そして21世紀臨調の提言も実は、増田氏が岩手県職員に指示して作成させた「増田プラン」そのものだった。

<新しい知事像>

 今回、出馬を見送った石原慎太郎東京都知事。その本音を東京都のある部長は「石原さんはカリスマ性やタレント性はあるが、それだけで今の会長職が務まらないことも理解していたはず」と代弁する。

 知事47人の平均年齢は約59歳。増田氏が43歳の最年少知事として初当選した1995年当時、40代知事は浅野史郎・宮城、藤田雄山・広島、橋本大二郎・高知の計4人しかいなかった。

 その後、全国で40代知事の誕生が相次ぎ、初当選時に40代だった知事は現在、16人を数える。

 40代知事の誕生が相次いだのは、各自治体で食糧費問題や官官接待が表面化した時期と重なる。民意は旧来の体質を嫌い、新しい発想で行政改革に取り組む知事像を求めた。

 総務省自治行政局は「これら16人の大半が現在、『改革派知事』と呼ばれているのは決して偶然ではない」と見る。情報公開や県庁改革などの実績に裏打ちされた増田氏の会長選出馬は、「高齢者は駄目」式の単純な世代交代論とは一線を画している。

<意外な推薦人>

 増田、麻生の両氏とも推薦知事を全国に散らし、会長選が「東北対九州」の地域対決とならないよう腐心した。この中で、増田氏の推薦人に野呂昭彦三重県知事が名を連ねたことに中央政界が注目している。

 野呂氏は昨年8月の知事会で、義務教育費国庫負担金の廃止に難色を示し、三位一体改革の地方案に反対した7人のうちの1人。その野呂氏が増田氏と結んだ。閣僚経験のある自民党衆院議員は「小沢(一郎民主党副代表)の仕掛けか」といぶかる。

 小沢氏は地元岩手の知事に増田氏を担ぎ上げた張本人。岩手と三重は、ともに小沢氏が率いた旧自由党が強力な地盤とした土地柄だ。「昨年夏の参院選で自民党が敗北した遠因にも、三位一体改革による地方交付税の大幅削減があった。お灸(きゅう)を据えてやれ、という地方議員の意向が働いた」。こう振り返るこの衆院議員は、野呂氏が増田氏支持に回った経緯にきな臭さを感じ取る。

 先の臨時国会では、増田氏が岡田克也民主党代表に直接、三位一体改革を党首討論の議題とするよう働き掛けてもいる。

 知事の多選制限を求める声が党内から上がるほど、急速に力をつけてきた知事の動向に神経をとがらせる自民党。片や地方を足場に、政権奪取をもくろむ民主党。17日の知事会長選の帰結に、永田町が注視している。

(河北新報) - 2月13日7時3分更新


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