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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1621とはずがたり:2005/01/14(金) 09:13
変わるか 羽曳野市
市役所内にハンナンの影響力<中>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/018/2.htm
“浅田案件”もの言えず
 羽曳野市役所三階南端の市長室。福谷剛蔵・前市長(62)のどなり声が廊下まで響いた。
 「ええ方法があるやろ。考えろ」
 市発注工事の「指名競争入札対象業者一覧表」。担当課が作成した原案が、気に入らなかった。「こんな業者はあかん」。福谷市長誕生後、浅田満被告(65)が強い影響力を持つ食肉卸大手「ハンナン」系列の土木建設会社「昭栄興業」が中心となって結成した業界団体がある。その加盟業者をもっと加えろ、という意味だと、原案を持参した市職員はわかった。従わざるを得なかった。
■   □
 1000万円以上の工事の入札参加業者の選定は、工事ごとに担当課が「対象業者一覧表」の原案を作成し、庁内の部課長級でつくる審査委員会に諮った後、市長が最終決裁するのが、従来の仕組みだ。ところが、福谷前市長は3000万円以上の高額工事については、委員会前に自らチェックした。前市長が事前にかかわった案が委員会で修正されることはなかった。

 「浅田案件」。建設工事、下水道工事、警備業務、ごみ処理業務……。ハンナン系業者が参入を狙う公共事業を、業界や市役所内部では、こう呼んでいた。元市議は言う。「前市長は本当は、先輩や部下の声に耳を傾ける人。ただ、浅田案件だけは、だれの忠告も聞こうとしなかった」

 こうした前市長のやり方に異を唱えた市幹部は市長部局から転出し、自ら役所を去った者もいた。そして、市そのものがいつからか「もの言わぬ組織」(元市幹部)となってしまった。
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 「会長(浅田被告)に取り込まれたのは、市長だけやない」。浅田被告を取り囲むように市幹部がずらりと並ぶミナミの高級クラブ。ある部長級幹部も、その酒席に招かれたことがある、と明かす。

 「役所内の浅田事務所」とささやかれた幹部が同僚らを誘い出し、飲食代は全額、浅田被告が負担する。同じことが何度も繰り返された。最後まで「お呼び」がかからず、落ち込む職員さえいた。

 元市議は現職時代、ハンナン主催のパーティーに出席し、一枚二百五十グラムのステーキ肉十枚を受け取った。別の元市議は大相撲春場所を浅田被告の桟敷席で観戦。その後、ミナミの高級しゃぶしゃぶ店でもてなしを受けた。「何人がこうして懐柔されたのか」。元市議自身も「もう後戻りできん」と思ったという。
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 食肉業界に君臨する地元有力者と、ワンマン市長。「前市長の言葉の向こうに、浅田被告の意向を感じなかった者はいないはず」。浅田被告の影響力の大きさを、現職市議の一人はそう表現した。

 四期十五年にわたる福谷市政の負の遺産。浅田被告、ハンナングループとの“しがらみ”は、断ち切れるのか。ある市幹部は、思い詰めた表情でつぶやいた。
 「今、すべてをリセットしないと」


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