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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1548とはずがたり:2004/12/19(日) 13:08
11月09日 (土) 20時13分
選対本部からレポートする旭川市長選挙Part1
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_cd=220011025247&news_genre=2
文: 中野

 11月3日に告示され、1週間にわたる選挙戦の火ぶたが切られた旭川市長選挙も、いよいよ終盤戦。明日10日に投開票日を迎えることになる。

 立候補者は、3選を狙う現職の菅原功一に、自民党道議を辞任して立起した東国幹、前共産党旭川市議の田辺八郎、マンション経営の鶴飼重男の4人。

 菅原と東の一騎打ちに、どこまで共産党候補の田辺が票を伸ばすかというのが、この選挙戦の構図といわれている。

 予想だにしていなかった東の立起により、菅原陣営は“信任投票”だった前回の市長選のように、自民、民主、公明の3党による「相乗り」の磐石な体制を得る事が出来ず、保守勢力が分裂した選挙戦を強いられている。

 菅原、東の両候補から推薦の依頼を受けた自民党旭川支部は、異例の自主投票を決定。また、民主党北海道第6区総支部旭川ブロックも、菅原へのバックアップは前回の推薦から支援と一歩後退している。

 公明党も自主投票を決めているが、「直前になって風向きを判断して、勝ち馬に乗ろうという魂胆なのでは」との声も聞こえる。

 さらに影響が大きいといわれているのが、10月に行われた岩見沢市長選挙の余波。自民党推薦を受けた現職(当時)・能勢邦之がスキャンダルを払拭できず、新人の渡辺孝一に破れてしまったという事態が、この旭川市長選挙にも似通った構図とみなされて、選挙結果に影響を及ぼすのでは、との見方もされている。

 というのも、菅原には自殺者まで出した自身の後援会による政治資金規正法違反や、エコ・スポーツ構想の不明朗な業務委託問題、東京の不動産会社社長に差し出したとされる特別職人事をめぐる誓約書問題など、在職中にいくつかのスキャンダルが明るみになっているからだ。

 さらに、菅原の後援組織とされる土建業界は、公共事業の削減による経営のひっ迫や、前回の衆院選挙で複数の逮捕者を出した選挙違反の“後遺症”、さらには経費削減のしわ寄せによる末端社員への強制力の低下もあって、動きが鈍いのは確か。

 こうしたことから、菅原陣営には“現職の強み”という余裕は感じられず、選対本部にも底知れない緊張感が漂っていた。

 投票日まで残り2日と迫った8日、遊説に回る菅原は連日の熱演によるものか、声はガラガラ。

 菅原選対の幹部の一人は、「願わくば投票日夕方からの浮動票の伸びが低調になり、投票率が45%程度に落ち着いてくれれば」(菅原陣営)と神妙に語り、週末に崩れるとされている天気予報に期待を寄せるなど、弱腰な姿勢をあらわにしていた。

 一方、岩見沢市長選同様の結果を期待し、血気盛んなのが東陣営。後援会はボランティアと旭川JCの有志で組織され、「がんばるワカゾウ」といったユニークなキャッチコピーを掲げ、若さとクリーンなイメージをウリにした選挙戦を展開している。

 選対本部も菅原陣営とは打って変わって賑やかで活気溢れるムード。「閉塞感のある旭川市を打ち破ってくれるのでは、という市民の期待感をひしひしと感じている」と選対幹部は揚々と語り、十分な手ごたえを掴んでいる様子だ。

 東国幹後援会の甲斐啓二幹事長は、「組織票では、やはり菅原候補が有利だろう。前回の参院選挙の投票率から推計して、55%程度の投票率になれば、勝算がある」と話す。

 しかし、東は若干34歳、政治家としてのキャリアも浅い。「市議・道議を一度務めただけの“若造”に何ができるというのか」という批判があるのも事実だ。さらに、「東だって自民党系の候補に変わりはない。浮動票の行方が、“若さ”というだけの理由で、東にいくとは考えづらい」との声もある。

 共産党候補の田辺は、共産党系組織「明るい旭川の会」の要請を受け立起。しかし、他の候補と比べ出馬表明が遅く、出遅れた感は否めない。

 本来であれば保守分裂の戦況は好機ともいえるのだが、共産党旭川地区委員会の荻生和敏副委員長は、「今日(8日)の遊説で、他の候補を猛追している印象を受けた。しかし、追いつくかどうかは最終日の働き次第」と冷静に語っている。

(文中敬称略)


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