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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1408とはずがたり:2004/11/12(金) 00:22
<下>ごみ施設移転の公約に市民期待
http://mytown.asahi.com/nara/news01.asp?c=30&kiji=17
実現に疑問の声も

 「ちゃんと公約通りだった、素直にうれしい」
  奈良市左京2丁目の会社員吉田隆一さん(42)はほっとした表情を見せた。7日の奈良市議会で所信表明した鍵田忠兵衛市長が「ごみ処理施設移転のための計画策定を推進する」と明言したからだ。
  吉田さんは自宅近くにある市環境清美工場の移転を求める「市清掃工場公害調停申請人の会」の会長を務める。工場は左京小学校や住宅地に近接し、同会には地元住民ら3千人以上が参加している。
  市は92年度、第2工場を建設する計画を明らかにし、住民らはいまの工場が移転することを期待したが、結局立ち消えになった。市は否定するが、吉田さんは「市側と施設移転の申し合わせがあったが、口約束で実現しないままになった」と悔やむ。
  吉田さんによると、工場との因果関係ははっきりしないものの、鼻血がよく出たり、気管支炎を患ったりする住民がいる。ごみをあさるカラスが多く、衛生面の心配も抱える。
  同会は昨年8月、県公害審査会に公害調停を申請。当時の大川靖則市長は「慎重に検討する」と述べるにとどまり、操業はいまも続く。
  それだけに、「ごみ処理施設を移転する」と公約に掲げた鍵田市長に、住民らは期待を寄せる。
  「具体的な指示はないが、上が変われば方針も変わる」。9月29日、鍵田市長就任後の最初の調停で、市の代理人はこう漏らした。平行線をたどってきた協議に変化の兆しが現れた。
  だが、移転実現に懐疑的な見方もある。今月13日の市議会一般質問で、最大会派・民政クラブの横井健二幹事長は移転の具体策を問いつめた。鍵田市長は「市内全域から病院、小学校などに近接していない場所を選び、積極的に情報公開を進めたい」と答弁するにとどまった。
  ベテラン市議の一人は「山間地への移転を想定しているのだろうが、どこに移しても住民合意は得にくい。財政負担も大きく、選挙用のパフォーマンスだったのではないか」といぶかる。
  鍵田市長は、民間のノウハウと資金を活用する事業方式を採用するとも述べた。だが、ごみ処理に詳しい市幹部は「民間は利潤が目的。ごみ処理施設の建設や運営ノウハウを持つ業者の目星がついているのか」と疑問を投げかける。
  13日夜、申請人の会のメンバーら約10人が集まり、次回の調停前に鍵田市長と面会し、公約実現を求めることを決めた。「助役が辞めたり、議会と対立したり、いろんな問題が噴出している。移転問題はお金ではなく、市民の健康にかかわること。口約束で終わる二の舞はご免だ」と吉田さんはいう。

 (この連載は糸井俊和が担当しました)
(10/18)


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