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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1372とはずがたり:2004/10/25(月) 19:46
古川出直し市長選 合併の行方(上)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=5873

  古川市議会での合併議案否決に端を発した出直し市長選(24日に投開票)は、3人の候補者が、いずれも合併賛成の立場という一見わかりにくい構図になっている。最大の争点は、大崎地方1市6町で進めてきた現在の合併協議会を続けるか、いったん白紙に戻すか。合併の行方を左右する選挙戦。対立の背景には、「民意」をめぐる混迷がある。
  「何が駄目で、何が良いのかわからない」。17日の告示日。3氏の主張に同市中里の主婦(43)は首をかしげた。
  3氏は、市民の間で異論が根強い新市名「大崎市」については、そろって「再協議する」または「古川市に」と主張しつつ、合併そのものは実現を目指すという。

  9月1日の臨時市議会。8時間以上に及ぶ論議の末、15対10の反対多数で合併議案を否決した。当時、市長だった佐々木謙次氏は政治責任をとるかたちで辞職し、「合併の信を問う」と出馬表明した。「あの論議は何だったのか」というのが、市民の素朴な疑問だ。

  合併をめぐる混乱が際立ち始めたのは今年6月。市が「合併の重要な参考にする」とした住民意向調査で、合併反対の意見が賛成意見を8ポイントも上回ったときからだ。

  3月の市長選で、合併推進の現職佐々木氏が、「市民の意向が反映されていない」と合併に異議を唱えた渋谷貞雄氏に圧勝した結果とは、まったく異なる結果だった。しかし、佐々木氏はそのまま合併調印に臨み、「民意の無視だ」と反対派に火をつけた。

  「民意」はどこにあるのか。

  渋谷、菊地恵一の両氏は「住民意向調査で民意は出た。協議はいったん白紙に戻す」と合併協からの離脱を主張。一方の佐々木氏は「未来のために合併は必要。数字に表れぬ民意に応える」とし、「他町の信頼をなくせば合併などできない」と合併協も続行させる。

  ただ、同じ白紙撤回でも、渋谷氏が「枠組みに問題はない」としているのに対し、菊地氏は「市民のため、合併は古川がリーダーシップをとる」と枠組み変更に言及する。

  昨年末の合併協で、新市名は、公募で最も多かった「古川市」ではなく、各市町同数の委員による議決で「大崎市」に決まった。古川市では、この経緯への反発が強く、住民意向調査でも、反対理由の多くが「大崎市の名がいや」だった。

  古川市の「民意」が通らないことへの不満をどうとらえ、どんな姿勢で合併に臨むべきなのか。こうした点での姿勢の違いが、今回の市長選で3氏の意見に反映し、合併協を続行するか否か、1市6町の枠組みを維持するかどうかが問われている。

  3氏とも、来年3月までの合併申請を目指すという。キーワードは「合併特例債」だ。手法こそ違うが「特例債を町づくりに生かしたい」との思いは共通している。

  合併特例法では、国の財政優遇措置が適用されるのは来年3月末までに合併申請した場合に限られる。合併協の試算では、1市6町の合併後に新市が確保できる歳入は、合併しなかった場合に比べ、向こう20年間で約1160億円も多くなる。

  財政難に苦しむ地方自治体の置かれた立場が、「合併賛成」では一致している3氏の主張ににじむ。

(10/20)


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