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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1361無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/10/21(木) 20:29
富山県知事選を振り返って 記者座談会
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4959 知事選は、無所属新顔で前消防庁長官の石井隆一氏=自民、民主、公明、社民推薦=が初当選を果たした。圧勝したものの投票率は過去最低となった。4党相乗りの石井氏と共産推薦の黒田英夫氏の一騎打ちの構図が有権者の関心を引きつけられなかった結果だ。選挙戦を振り返るとともに、今後の展望を担当記者が話し合った。

  ●低投票率

 T 知事選は、大方の予想通り石井氏の圧勝に終わったが、投票率は40%を割る過去最低の37・27%。投票率が低かった理由は何なのだろうか。

 K 石井氏陣営の選挙戦は、表向きは自民党主導の態勢が敷かれたが、その原動力となる自民党県議らの動きが活発でなかった。「これまで県政野党だった社民党と組むのは抵抗がある」との声も漏れ聞こえ、社民党との相乗りが自民党のやる気をそいだ一因となったようだ。

 H 石井氏の知名度の低さも響いた。石井氏は中沖知事が入院した今年1月ごろから、立候補に意欲的とみられていた。もっと早く表明したかったのだろうが、自民党内の選考手続きを待って、8月下旬にようやく表明したため、名前を浸透させるには時間がなかった。

 N 一方、黒田氏陣営は出ることに意義があるといった感じだった。「『石井氏圧勝で決まっているのに、なぜ戦うのか?』と有権者から尋ねられることが多いが、出ないよりはまし」と陣営関係者が言っていた。

 H 4党相乗りといっても、自民党をはじめ政党の動きは鈍かったうえ、選択肢が限られており、無党派層を動かすほどの知名度も両氏になかったのが、低投票率を招いたといっていい。

 ●両氏の政策

 H 石井氏は、マニフェストで35項目の政策を掲げたが、総花的な印象がある。当たり障りのない項目も少なくない。県の予算規模が縮小する中で、思い切った行財政改革や事業の中止を打ち出していかないと、今後の県政運営は立ちゆかなくなる。

 S 黒田氏の訴えも新鮮味に欠けるものだったが、石井氏を推薦した民主や社民の支持者の中には、黒田氏の支援に回る人もいたようだ。ある程度、4党相乗りを批判する有権者の受け皿となったといえる。

 N 獲得票は7万余りだったが、得票率が20%を超えたことで、関係者は「よくやった」と満足げだった。

 ●新知事の課題

 H 県議会は共産党を除いて「オール県政与党」体制となる。議会は本来、県政をチェックする機能があるにもかかわらず、それが失われるのではないか心配だ。ただ、相乗りが必ずしも悪いことではなく、新知事のやる気次第で改革はできる。

 T 地方分権が進む中で、これからは「国と闘う知事」が求められている。つまり、県はこういう施策を実行したいが、国の方針はおかしいのではないかと国に直言できる知事だ。これまでの中沖知事は、率先して国に直言するタイプではなかっただけに、新知事の対応は注目される。

 H 石井氏の全有権者に占める得票率は約30%と県民の支持は低い。新知事には県民の目を常に意識することを求めたい。その際に重要なのは、情報公開と説明責任。議員や支持団体の方にばかり目を向けていると、県民はどんどん知事から離れかねない。


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