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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1287とはずがたり(1/2):2004/09/29(水) 11:29
市川・山形市長あす就任1年
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5825

 改革に水差す合併難航

  急死した吉村和夫前市長の路線継承を掲げて当選した山形市の市川昭男市長は29日、就任1年を迎える。

  48年ぶりにマイナス予算を編成するなど行財政改革に力を入れるが、「最大の行財政改革」と位置づける周辺市町との合併では、新市の議員定数などをめぐり足元の議会とほかの市町との間で板挟みとなり、過労で入院中だ。事態打開のすべを見いだせず、周囲からは「難しい時期に市長になって気の毒」という声も漏れ、力量不足との指摘も広がっている。

 指導力を疑問視の声も 経費削減は堅実さ発揮

  「現状においては非常に厳しい」

  14日の市議会で1年の所感を問われると、最大の懸案の合併問題ではこう繰り返すだけだった。

  周辺1市2町との合併で、県庁所在地としてふさわしい中核市を目指す−−。吉村市政以来の市の悲願で、市川市長も選挙戦を通じて最も強く訴えた公約だったにもかかわらず、その答弁に覇気はまったくなかった。

  協議は吉村前市長の入院長期化で大きく出遅れたものの、昨年11月には合併方式について山形市への編入とすることで、ほかの市町からの合意取り付けに成功した。

  だが、議員定数などで3市町との対立が先鋭化。市議会の各会派に3市町が主張する在任特例に応じるよう求める働きかけが不調に終わると、「周囲に気を使いすぎて、決断ができない」(市幹部)市長の性格が、より前面に出てきた。

  9月の市議会合併検討委で「一本化できなければ議会の意向を尊重する」と表明した数日後には、首長会議で3市町の首長に「ほかの項目で譲ってくれれば、在任特例を議会に働きかけてもいい」。

  周囲には「議会の意向に従うとは言ったが、議会が主張する定数特例に従うとは言っていない」と語り、在任特例を探る考えを明かしたという。だが、その思いは対立する両者に届かず、リングにタオルを入れるような形で、知事が調停に乗り出す事態を招いた。

  市議らからは「合併協会長と市長としての立場を使い分けようとしたのかもしれないが、職員出身の市長の限界だ」という声が漏れ、県議らからも市長の力量を疑問視する声があがる。来月中下旬とみられる公務復帰後、協議の進展に向けてどのような手を打てるか。政治家としての正念場となりそうだ。

  ほかの市町も巻き込む合併協議では指導力に疑問が出たものの、市職員からの信頼は厚く、市の行財政改革では堅実な手腕も発揮している。

  「財政運営は厳しい。内部管理経費を削減し、事業の優先度を再検討する。休止、中止を含めて見直しをする」

  今年2月、吉村前市長が年間5千万円の基金の積み立てを再開していたドーム形競技場の中止を決断した。「現時点でやれるかやれないか、財政的な状況について理解が深い」(市職員)。

  ない袖は振れないとばかり、景気対策を掲げた吉村前市長時代の積極財政を一転させて、今年度は48年ぶりとなるマイナス予算を組んだ。

  行財政改革の目玉として力を入れたのが、第三者機関などによる事業評価システムの導入。「助役時代からかかわっていて、市長の思い入れが特別強い」(幹部)という事情もあり、強い指示で実施時期を当初予定の05年から1年前倒しした。

  ただ、その結果を来年度予算案にどのように反映させていくかはまだ検討段階で、どのような形で具体的成果につながるのかがはっきりするのはまだ先だ。

  市民の意見に直接耳を傾ける「市長の出前講座」、市役所の全部局の若手職員のアイデアを施策に反映させる「オフサイトミーティング」を始めるなど、公約に掲げた開かれた市政への取り組みも進めている。

  幼稚園の空き教室の活用と保育園の待機児童の解消のために幼稚園への入園年齢を2歳児に引き下げる「入園年齢緩和特区」が国の構造改革特区に選定されたのも市長のリーダーシップが大きかったという。


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