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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1283とはずがたり・続き:2004/09/21(火) 07:50

◆市長は再提案し議論を/倉本忠宏市議(新政クラブ)

  広島市は他の政令指定都市に比べ、高速道路網の整備が遅れている。とりわけ、市中心部から広島空港への所要時間が短くなる広島高速1号と、市の東西を結ぶ交通の軸となる3号は一日も早く整備する必要がある。

  太田川放水路区間の工法について県と合意してすぐに開かれる今議会に補正予算案を再提案しない市長の判断は理解できない。市長も「高速道路の早期整備は必要」と言う。それならば9月議会に出資金を再提案するべきだろう。

  6月議会で私たちが、広島高速道路公社への追加出資金の補正予算案を否決したのは、見直し案のうち肝心な太田川放水路区間の工法問題が解決していなかったからだ。当時、市長は各会派を回って「工法問題とは別問題」と出資金を認めるよう訴えた。

  しかし工法がトンネル方式から橋梁(きょう・りょう)方式に変更された場合、必ず広島西飛行場のあり方をめぐる議論が再燃するだろうという読みがあった。予算案を否決した議会の多数派も、13(平成25)年度とされる全線の完成時期が遅れることを懸念した。6月議会での審議の中で、工法も含めた見直し案が出来たら予算を認めましょうと市長に言ったはず。決して反対のための反対ではない。

  政治家が政策を決断する場合、批判や反発が出るのは仕方ないが、市長は議会の批判から逃げている。必要だと思えば、何度でも提案するのが市長の役割ではないのか。実際に女性助役の選任をめぐっては3度も議案を提出したではないか。

  このようなやり取りを続ける限り、市民には議会と市長の感情的な対立としか映らず、市政への理解は得られない。市長は議案を出し、議会という場で言い分を訴えるべきだ。過去の様々なわだかまりは脇へ置いて、建設的な議論を積み上げる。それが市民生活の向上につながる。

◆市提案の重要議案 否決続き「しこり」

  ここ数年、市側の提案した「重要議案」を市議会が否決するケースが相次いでいる。議会関係者は、市長と市議会の「感情的なしこり」を招いた遠因とみる。

  02年1月、市長は公約の一つだった女性助役の実現のため、候補者を全国から公募する考えを表明。だが、「事前の相談がなかった」として議会多数派が反発。市長は女性助役の選任同意案を3回提出したが、議会は「財政難なのに助役を3人に増やす必要があるのか」などの理由でいずれも否決した。

  3月議会では、市の大型公共事業を白紙状態から見直す目的で市長が設置した「公共事業見直し委員会」の04年度運営費の予算案が認められなかった。

(9/17)


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