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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1229とはずがたり:2004/08/15(日) 23:18
結構情勢は混沌としているようですな。

知事選の構図 独自か相乗りか
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=6383

 秋の知事選に向けた民主、社民両党県連と連合新潟の3者協議が、独自候補の擁立か、自民党との相乗りかを巡って、意見が割れている。3回目となる13日の会合は、初めて複数の具体名が挙がったが、絞り込みは途中でいったん打ち切られた。02年参院補選の勝利から続く「野党共闘」の行方は混沌としてきた。一方、首長らでつくる団体も候補者を絞りきれずにいる。

 ●候補名

 新潟市内での会合は、非公開で進められた。関係者によると、候補者として黒岩宇洋参院議員(37)や多賀秀敏早大教授(54)のほか、総務省出身の丸山淑夫内閣参事官(46)、経済産業省出身の泉田裕彦岐阜県新産業労働局長(41)、元県副知事の今井康容本州四国連絡橋公団理事(55)らの名前が出た模様だ。

 終了後、会見した民主の筒井信隆代表は「名前は言えないが、数人を中心に検討することを確認した」と強調した。

 ただ、「自民党との対立軸を示す」とする筒井氏と、「国政の対立を県政に持ち込むべきではない」とする渡辺秀央代表代行との溝は埋まっていないようだ。出席者の一人は「意欲のある人に手を挙げてもらう流れになったが、要はこれ以上絞るのが厳しいということだ」と漏らした。

 ●思惑交錯

 背景にはそれぞれの思惑があるようだ。

 関係者によると、筒井氏の本命は黒岩氏。「参院補選で自民に勝った印象も強く、対立軸としては最適」との評価が多い。ただ、社民や連合には「国を変えると言って参院議員になった黒岩氏が、2年余で知事選に出るのは理解が得られない」との指摘もある。その場合は、民主の多数が多賀氏でまとまる可能性はある。

 これに対し、相乗りを想定する渡辺氏は、泉田氏を念頭に置いているようだ。県市長会などでつくる「新しい新潟県知事を考える有志の会」の関係者は、「加茂出身の泉田氏には渡辺氏とパイプがある。我々や篠田昭新潟市長ら有志首長の『ホタルの会』、さらに自民党から推される形で泉田氏が立候補するなら、渡辺氏は3者協議の分裂も仕方ないと考えているのでは」と分析する。

 ●模様眺め

 ただ、この2団体が泉田氏でまとまるとは限らない。両団体は13日、会合を開き、すり合わせをした。泉田氏、丸山氏のほか国交省の小川富由建築指導課長(50)らをリストアップしたが、そこから先は絞れなかった。

 さらに「ホタルの会」は役割を果たしたとして解散含みだ。「有志の会」の座長である小川竹二豊栄市長は「5人まで絞ったが、もう一度立候補に意欲を示している人の意欲や、支援者など選挙を戦える態勢が整っているかを確認したい」といい、「20日過ぎには最終的な意思を決めてもらいたい」と話した。

 こうした構図の中、自民党県連は、表面上は模様眺めの構えが続いている。

 これまで、立候補を表明したのは共産党県委員会の川俣幸雄政策委員長(49)。さらに黒岩氏が立候補を明らかにしたほか、宮越馨県議(62)も意欲を示している。

 候補者擁立に向けた水面下の駆け引きは、もう少し続きそうだ。
(8/14)


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