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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1114とはずがたり:2004/05/16(日) 02:38
民主系新政みえが一矢報いた形ですな。

http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=6092
議会議長選 くじ引きで岩名氏

岩名秀樹氏(左)は「当選」用紙を手に、落選した山本教和氏と握手した=県議会で
 正副議長の独占を主張する自民系と、副議長を求める民主系の会派間調整がつかず、ねじれた構図のまま投票を迎えた県議会の議長選挙は、14日の臨時会で候補者2人の得票が同数となった結果、くじ引きで岩名秀樹氏(8期、四日市市選挙区)が当選した。ポスト独占に反対し、団長だった自民系の旧会派を離れた岩名氏は一転、民主系に担がれ、2度目の議長(任期は通例1年)に就いた。

 立候補したのは、自民・無所属・公明議員団(25人)の山本教和氏(5期、志摩郡選挙区)と、民主系の新政みえ(22人)や1人会派から支援を受けた無門会(2人)の岩名氏。

 投票で「造反者」や無効票は出ず、両者とも25票ずつを集めたため、県議会の議長選としては48、01年に続く3回目のくじ引きになった。

 最初にくじを引いたのは岩名氏。首をかしげながら封筒をはさみで開け、「当選」と書かれた用紙を顔の前に掲げて議場に示した。みえ側からは「おー」という歓声と拍手がわき起こった。岩名氏は議席に戻る途中、みえの田中覚代表とがっちり握手した。一方、山本氏には同じ会派の仲間から「ごくろうさん」と声が掛かった。

 登壇した岩名氏は「大変感激している。(議会が一枚岩で知事側と向き合う)二元代表制を定着させるため、皆さんとともに頑張りたい」とあいさつ。すぐに議長席に座り、議事を進めた。

 閉会後、田中代表は「議会改革の流れを後戻りさせないことが確認された」とし、「お天道様は見てくれている」と岩名氏の強運を評した。自民党の橋川犂也県連幹事長は「双方とも満票ですっきりした。決まった以上は、議会の発展のために協力していきたい」と語った。

 岩名氏の当選に伴い、議長と同じ会派からの選出が慣例となっている議会運営委員長は、みえの三谷哲央氏に決まった。権限の強化で有力ポストになった予算決算特別委員長は、自民系会派の団長だった西場信行氏に譲られた。

県民不在のポスト争い

 《解説》自民党員の岩名秀樹氏が民主系会派の後押しで議長になった。その実態は、理念の共有を標榜(ひょうぼう)した数の戦いだった。

 岩名氏、会派側とも今回の連携を「多数派工作ではなく、理念の共有」と強調する。理念とは、議院内閣制ではない地方議会は、政党や会派を超えて一枚岩で執行部に臨むという「二元代表制」。第1会派でポスト独占を狙う自民系会派と決別してまで、岩名氏はこだわった。

 その一方で、数が3人少ない民主系にとって、岩名氏ら3人との共闘は、議長選だけにとどまらず、今後に大きな布石を打つための勝負だった。

 夏の参院選に出る津田健児氏(自民)の辞職後は、補選が原則行われないため、共闘を維持すれば、議員数25対24を見込める。第2会派ながら、07年春の任期切れまで2回の役員改選を含めて主導権が握れる。

 8期に及ぶ議員活動の集大成として二元代表制の実現を目指す岩名氏にしても、自民系の動きを阻止するには、民主系と手を結ぶしかなかった。

 互いの利害が一致したパワーゲームを、自民は「数を否定して出ていった方が数でまとまった」と批判する。が、自民も二元代表制の基本方針には同調の立場で、通常の議会運営で大きな対立はなさそうだ。

 問題なのは、今後も繰り返される恐れがある県民不在のポスト争い。現状の勢力図が必ずしも維持されるとは限らないが、欲を越えた適材適所の人選なくして本当の二元代表制はあり得ない。
(5/15)


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