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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1112とはずがたり:2004/05/15(土) 00:18


http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4513
高岡市長選の構図(上) 一本化調整できず

 高岡市長選が16日告示される。立候補を表明しているのは、元県議会議長の向井英二氏(58)と、会社会長の橘慶一郎氏(43)。ともに自民党支持者に地盤を持つ同士が激しい前哨戦を繰り広げている。引退を表明した佐藤孝志・現市長の4期の間は保守勢力はまとまって佐藤氏を支持してきた。保守同士の争いは、前市長の堀健治氏が連続7選を果たした76年以来28年ぶりのことだ。なぜ、今回は保守対決となったのか。その背景や影響を探ってみた。

 12日午後7時半。同じ日の同じ時刻。両陣営が真っ向からぶつかりあった。
 向井陣営は高岡テクノドームで決起集会を開いた。向井氏は「沈滞化が漂う高岡の課題を一つ一つときほぐし、勇気を持って改革を断行することが必要だ」と力説した。
 一方、橘陣営も市民会館で青年・女性部集会を開いた。橘氏は「ものづくりの技術が生きる街を住み良くしよう。市町村合併が発展のチャンスだ」と訴えた。
 告示を4日後に控え、選挙戦のボルテージはあがる一方だ。
 今回の保守分裂は、一昨年11月、向井氏が発足させた「新生たかおか政策研究会」がきっかけとされる。向井氏は高岡市を地盤とする県議や市議に、党派を問わず参加を働きかけた。
 研究会に参加した市議の一人は「初めは市長選を意識したものではなかった。勉強会だった」と話す。が、波紋は多方面に及んだ。
 昨年11月14日夜、突然の記者会見で佐藤市長は引退を表明。その10日後、向井氏が市長選に正式に名乗りを上げた。
 佐藤市長は引退理由に妻の健康状態や多選の懸念をあげた。が、市長に近い関係者は「市長は水面下で向井氏が市政のかじ取りを目指していることを感じていた」と話す。市長と向井氏の対決を回避することで「後の市政にしこりを残した76年の激しい市長選の再来を避けたかったのでは」と見る人もいる。
 選挙戦は向井氏の独壇場になると思われた。向井氏は同党県連幹部や県議会議長を歴任した実力者。昨年の県議選でも最多得票で当選を果たしている。
 反向井派の市議は「あのまま無投票当選になっていたら大変なことになる」と県議らとともに、白羽の矢を立てたのが橘氏だった。
 父は自民党衆院議員の康太郎氏。旧北海道開発庁のキャリア官僚になり、地元企業の経営者としても知られる。橘陣営幹部は「知名度や組織力で向井氏に対抗するには、橘さんしかいなかった」ともらす。
 だが、向井陣営幹部は「父親の康太郎氏が比例区から小選挙区に回るための布石ではないか」といぶかる。
 保守対決を回避するため、地元の国会議員が調整に動いても不思議ではなかったが、結果として一本化には至らなかった。
 ある国会議員の秘書は「保守対決になるとは予想外で、調整する余裕すらなかった。どちらかに肩入れすると、自分たちの基盤を失うので、もはや手出しできない」と打ち明ける。

(岡田宙太、文野領)


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