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選挙制度

900チバQ:2013/02/07(木) 00:35:22
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2013/02/06015812009456.shtml
「地元分割」に一斉反発

 


 最高裁で違憲状態とされた衆院選挙区の「1票の格差」是正に向け、人口の基準に満たない長崎3区に、2区の諫早市か4区の佐世保市から一部地域を編入する案が先月、政府の画定審議会から示された。だが両市、市議らは「市民の一体感を損ねる」と地元分割に反発。関係する衆院議員や県議の多くも同調、別の市町に水を向けても抵抗が予想され、選挙制度の抜本的見直しを求める声も。まとまりが付かない中、県が7日にどう見解を表明するか注目される。

◆2区・諫早市

 「地域の実情を考慮し検討を」「合併でようやく一体になった市民意識や行政のまちづくりに多大な障害と無用な混乱を招く」−。諫早市と市議会は、市域分割に反対する文書を県に提出した。

 3区(約25万6千人)は選挙区人口の下限に約3万5千人足りない。一方、2区は約40万6千人いる。

 市によると、支所・出張所単位で見た場合、3区の大村市に隣接する本野出張所、長田出張所、高来支所に小長井支所を加えても約2万4千人にすぎず、本庁エリアまで編入が必要となる。真津山出張所(約2万8千人)も大村市と接しているが、多良見支所が飛び地になってしまう。

◆4区・佐世保市

 佐世保市は、3区の東彼に接した宮、早岐、三川内のほか、江上、針尾の各支所が対象となる可能性がある。地元市議は、市中心部にある米軍の前畑弾薬庫を針尾弾薬庫に移転する計画を持ち出し、「選挙区が分断されれば計画が停滞する」とけん制する。

 4区(約33万8千人)自体も分割すれば将来の見直し対象になりかねないとして、朝長則男市長は「2区からの(編入の)方が数字上は合理的」と述べた。

◆対  案

 県議も諫早市区4人のうち3人、佐世保市・北松浦郡区8人のうち7人が地元分割に反対(各1人は回答を留保)。それぞれ対案を尋ねると「市域、町域を割らない」との前提で、ほとんどが2区の▽西海市▽長与町▽時津町▽長崎市旧外海町・旧琴海町−のいずれかを組み合わせて3区に編入してはどうか、とした。これらの市町から選出された県議や市町議は、地元を名指しされたことに「勝手なことを言われても困る」「大村湾に橋が架かったら考える」と不快感を示す。

 1区の長崎市に合併後も、2区のままとなった旧琴海町。助役だった佐藤正洋市議は「長崎市と一体化したまちづくりをしようにも2区の国会議員に要望しなければならず、地域がまとまりにくい」と話す。

 小選挙区比例代表並立制を以前の中選挙区制に戻すべきとの意見も目立つ。2区の加藤寛治衆院議員は「市を割るのは市民感情から絶対許されない」、4区の北村誠吾衆院議員も「民意を反映させる選挙制度にすべきだ」とそろって同調する。ただ有権者からは「定数削減が優先ではないか」との声も聞こえる。

◎ズーム/衆院選挙区画定審議会の区割り改定案

 2010年国勢調査に基づき、鳥取新2区の29万1103人を最小選挙区と設定。大村市と東彼3町、離島4市町で構成する長崎3区が基準を満たすには3万5325人以上を他の選挙区から編入しなければならない。方針案では▽隣接する選挙区▽必要最小限の範囲▽飛び地にしない−などを編入条件としている。


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