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選挙制度

1245名無しさん:2016/02/29(月) 21:53:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022900850
「先送り」攻められる首相=自民孤立、野党揺さぶり-衆院選改革

 衆院小選挙区の「1票の格差」を是正する抜本改革の実施時期が論点となった29日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相(自民党総裁)は民主党の岡田克也代表ら野党側から攻め込まれる場面が目立った。今や抜本改革の象徴となった「アダムズ方式」について、首相が2020年の大規模国勢調査後とする考えを繰り返したのに対し、同じ与党の公明党でさえ民主党とほぼ足並みをそろえ、自民党の孤立ぶりが鮮明になっているためだ。
 「答申の根幹はアダムズ方式の採用だ」。岡田氏は、衆院議長の諮問機関が都道府県への新たな定数配分方法として答申した同方式の速やかな導入を訴えた。民主党は10年の大規模国勢調査に基づき、小選挙区を「7増13減」する案を主張。「なぜ20年まで先延ばしするのか。そのときは首相は首相ではない。違憲状態が継続していていいのか」と迫った。
 首相は民主党案について「既に15年の簡易国勢調査(結果)が出ている。(定数増減の)対象県が変わってくる」と問題点を指摘。公明党が主張する、15年調査に基づきアダムズ方式で配分する「9増15減」案に対しても「選挙が17年、18年になったとすると、もう20年にはアダムズ方式で大幅に変えなければならなくなる」と否定した。頻繁な制度変更は好ましくないという理屈だ。
 ◇答申都合よく解釈
 首相と岡田氏が互いに譲らないのは、答申が10年ごとの大規模調査に基づくアダムズ方式導入を求めたものの、時期は明示しておらず、双方が自分に都合よく解釈する余地があるためだ。同方式に根強い反対論を抱える自民党を「改革に後ろ向き」と印象付けたい岡田氏は、既に終わった10年調査を基に早期実施を主張。自民党の内情に配慮する首相は、20年調査を待っても答申に反しないと唱える構図だ。
 首相は「改革先送り」との批判をかわすため、自民党の将来的な抜本改革について「アダムズ方式を中心に議論がなされると確信している」と強調。29日の予算委では「アダムズ方式を法律に書き込んでいくかも含めて議論している」と踏み込んだ。谷垣禎一幹事長は同日の党役員会で「首相の発言を踏まえ、党内議論を取りまとめたい」と述べ、党内の説得に乗り出す意向を示した。
 首相の立場を苦しくしているのは、早期抜本改革を主張して自民党と距離を置く公明党だ。同党幹部は「自民党案に乗ったら国民から批判を受ける」と突き放す。与党内の足並みの乱れを見て取った維新の党の江田憲司前代表はこの日の質疑で、公明党案に「歩み寄る余地もある」と語り、孤立する自民党に揺さぶりをかけた。(2016/02/29-20:18)


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