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海上コンテナ鉄道輸送

397荷主研究者:2008/12/21(日) 23:42:39

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081103101.htm
2008年11月3日03時01分更新 北國新聞■石川のニュース
◎国際物流拠点へ出航 金沢港多目的ターミナル 大水深岸壁が暫定供用

テープカットで供用を祝う関係者=金沢港大浜埠頭

 金沢港多目的国際ターミナルの供用式典は二日、大浜埠頭(ふとう)で行われた。国と石川県が大浜地区で整備していた大水深岸壁が水深一二メートルで暫定供用され、国際物流拠点化へ新たなスタートを切った。谷本正憲知事は「日本海側の国際物流拠点港としての出発点だ」と述べ、日本海側初となる中東向けの定期航路開設や港湾活用型企業の誘致、積極的なポートセールスへ改めて意欲を示した。

 供用式典には約百六十人が出席。吉野清文北陸地方整備局長、谷本知事のあいさつに続き、森喜朗元首相が「金沢はシベリア鉄道を利用した日欧の物流ラインの起点となる」と期待を込めた。

 馳浩、北村茂男両衆院議員、岡田直樹国土交通政務官、紐野義昭県議会議長、山出保金沢市長、深山彬金沢港振興協会長、澁谷弘利県鉄工機電協会長が順に祝辞を述べ、荷主を代表してコマツ(東京)の野路國夫社長があいさつした。

 埠頭では中東へ向かう大型貨物船「ポジティブ・パイオニア号」(総トン数・四三、八一〇トン)が接岸。テープカットに続き、同船にコマツ粟津工場で製造された建設機械が載せられ、下沢佳充県議会土木企業委員長の発声で万歳三唱し、供用を祝った。

 ポ号は同日、金沢港を出港、国内の港を回り、アラブ首長国連邦へ向かう。ポ号を所有するイースタン・カーライナー(東京)は金沢港と中東、東南アジアを結ぶ航路の定期化を検討する。

 多目的国際ターミナルは二〇〇六(平成十八)年七月に着工、大水深岸壁、臨港道路、浚渫(しゅんせつ)土砂埋立護岸整備などで総事業費は約二百億円。大水深岸壁は二〇一五年の水深一三メートル完成を目指す。県は金沢港の四つの埠頭で、国際物流、コンテナ、フェリー、客船といった役割分担を図り、港湾機能を高める。

 コマツは金沢港の活用に向けたプロジェクトチーム(PT)を発足させた。多目的国際ターミナルの供用式典で野路社長が明らかにした。式典後、野路社長は記者団に対し「それぞれの企業がばらばらの対応では活用は難しい」と述べ、PTを中心に北陸三県のメーカーと出荷時期を調整する組織を発足させる考えを示した。

 複数社で航路・便数を調整し、出荷の効率化を図ることで、金沢港の国際定期航路開設を後押しする。

 また、式典で野路社長は粟津工場で製造する建設機械の八割が海外向けとなる見込みを示したほか、大浜地区の金沢第一工場では年間百台の大型プレス機械を製造、粟崎地区で建設中の第二工場については、超大型油圧ショベルの生産を順次、拡大するとした。


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