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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

1541荷主研究者:2018/09/16(日) 18:56:43

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/223481?rct=n_hokkaido
2018年08/31 08:59 北海道新聞
新倉庫、食品流通変えるか 「大型冷凍冷蔵」苫小牧港で着工 通過点から拠点へ

 【苫小牧】苫小牧港を道産食品の加工・輸出拠点とすることを目指し、港湾運送業の第三セクター苫小牧埠頭(苫小牧)を中心とした特別目的会社「北海道クールロジスティクスプレイス」が、道内最大級の収容能力2万200トンの大型冷凍冷蔵倉庫を着工した。来年9月に稼働し、産学連携で新商品開発から製造、物流までをつなぐ産業集積化に向け、具体的な道筋を探っている

産学連携組織、17社が協議会

 「これまでの物流や農業のあり方を変える動きが、苫小牧から始まろうとしている」。苫小牧東部地域(苫東)での食産業創出を支援する産学連携組織「北海道フードロジスティクス・イノベーション推進協議会」の座長、石井吉春北大大学院特任教授は、今月21日の倉庫着工に意気込んだ。

 協議会は、この倉庫のビジネスモデルを探るために昨年6月に発足。苫小牧埠頭と株式会社苫東、北大が呼びかけ、政府系の日本政策投資銀行、道内の食品製造や運送、金融機関など17社が参加する。一般企業の場合、需要増に対応して倉庫を建設するが、今回は「検討を進めながら、建設を同時並行で進める」(苫小牧埠頭の橋本哲実社長)。

 建設地は苫東に近い苫小牧東港区で、延べ床面積約1万4千平方メートル。総事業費70億円。「冷蔵」「冷凍」「冷蔵冷凍切り替え」に3区分され、生鮮品や加工品などそれぞれに適した多温度対応とするほか、二酸化炭素などの濃度を調整した鮮度保持装置を導入。品薄の時期を狙って、港で出荷調整できるのが特長だ。

 建設に踏み切ったのは、食の研究開発や輸出の拠点づくりを進める国や道などの支援も期待できるからだ。

 道は道産食品の年間輸出額を2023年までに1500億円に引き上げる目標を掲げる。17年実績で674億円と道は険しいが、今年5月に来道した中国の李克強首相が「高品質で安全な農産品を輸入したい」と言及するなど期待感は広がる。環太平洋連携協定(TPP)の来年発効なども見据え態勢づくりは急務だ。

取扱量最大も工業製品が主

 苫小牧港は16年の年間貨物取扱量が約1億トンで道内最大。国内でも4位だ。だが、紙や自動車部品などの工業製品が主で、冷凍冷蔵倉庫の容量はわずか8千トンと圧倒的に少なく、食品物流は秋の収穫期での「通過点」でしかない。株式会社苫東などは、今回の大型倉庫建設を核に食品加工工場誘致などで集約拠点化を図る。

 「食品の輸出強化を図るため、商品開発組織を立ち上げるべきだ」「あらゆるモノをインターネットと接続するIoT技術活用の物流情報会社も必要」。協議会では将来を見据えた意見が次々と出された。

 ただ、利用企業は着工後も固まっていない。苫小牧埠頭はホクレンや大手食品メーカーなどと水面下で交渉を進め、まずは足元を固めたい考えだ。(金子文太郎、鈴木雄二)

■石狩湾新港、大消費地・札幌圏抱え集積
 道内では、札幌圏の大消費地を抱える石狩湾新港に冷凍冷蔵倉庫が集積し、一大農産地の十勝管内でも食品会社などが倉庫の整備を進めている。苫小牧港が道産食品の集積地となるためには、これらの地域との役割分担や連携も課題だ。

 石狩湾新港に集積する冷凍冷蔵倉庫の収容能力は、計約25万8千トンと全道の4分の1を占める。冷凍食品などの利用が主だが、ここ数年は水産品の輸出入にとって強みとなり、2017年の外国貿易コンテナ取扱量は輸出入計5万723個と2年連続で5万個を超えた。

 ただ、石狩湾新港には国内定期航路がなく、国内輸送には主に苫小牧港を使うため、輸送費は割高だ。「倉庫が集積した石狩湾新港に定期航路を開設する方がメリットが大きい」(流通関係者)との声も強く、石狩や札幌の経済団体などは15年、航路誘致期成会を設立した。

1542荷主研究者:2018/09/16(日) 18:57:14
>>1541-1542 続き

■十勝管内、一大農産地背景に進む拡充
 一方、十勝管内では、冷凍食品大手ニチレイ(東京)のグループ企業が、14年に音更町に建設した冷蔵倉庫「十勝物流センター」を6月に拡張。収容能力は約4割増の1万1298トンとなった。冷蔵倉庫大手ヨコレイ(横浜)は16年8月、芽室町に「十勝第三物流センター」(収容能力2万2千トン)を建設し、既存2施設を合わせ計6万トンを誇る。

 管内5農協でジャガイモの一元集出荷をする士幌馬鈴薯(ばれいしょ)施設運営協議会も2月、士幌町内に1万5千トン収容の貯蔵庫を新設した。ホクレン帯広支所によると、生鮮野菜の多くは急冷後、3割は鉄道貨物に、7割は冷蔵コンテナを積んだ予冷車で苫小牧港などに運ぶ。

 現状では、両地域とも苫小牧港に貨物を集約しており、同港関係者は「食品加工や農産品選別機能の最終工程が苫小牧の倉庫で可能になれば相乗効果を生む」とみる。

 台風や水害で農産地の倉庫が被害に遭うケースも多く「リスク分散の観点からもメリットは大きい」とする。(土屋航、長谷川史子)


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