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海上コンテナ鉄道輸送
1352
:
荷主研究者
:2015/12/19(土) 20:43:12
http://yamagata-np.jp/news/201512/02/kj_2015120200021.php
2015年12月02日10:16 山形新聞
酒田港の国際定期便、中国便休止 韓国便は2増でコンテナ週7便に
県と酒田市は1日、酒田港(酒田市)の国際定期コンテナ航路の中国航路が今月から1便休止となり、新たに韓国・釜山航路が2便増加すると発表した。休止の中国便は今年5月に新設した中国の天津新港、大連の両港に寄港する航路で、韓国・ソウル市に本社がある2社が運営していた。同じ2社が新たに釜山便をそれぞれ就航し、酒田港の国際定期便はこれまでの週6便から週7便になる。
休止する中国便は、長錦商船と南星海運が交互に運行。コンテナ積載能力が1080個(20フィートコンテナ換算)の長錦商船のコンテナ船「ジェイ・ジェイ・サン」(9975トン)と、865個の南星海運の「リラ・ブーム」(8443トン)が秋田と酒田、新潟の各港を経由し韓国の釜山や光陽、天津新港、大連を回る航路だった。酒田に先月19日入港したリラ・ブームが最後の便となった。
商船会社によると、酒田港など日本からの輸出は一定程度確保されていたが、中国側からの輸入量が伸びず、寄港地を含めた航路全体を再検討する必要があると判断。今回の休止を決めたという。県経済交流課は「中国直行便がなくなるのは残念。引き続き(再開を)要請していく」と話している。
一方、新設された釜山便は長錦商船の「コントシップ・デイ」(7170トン、積載能力704個)と南星海運の「カリナ・スター」(7401トン、同706個)で、韓国の釜山と釜山新港、秋田、酒田、富山新港の各港を回る航路。荷主のニーズに応えた形で、コントシップ・デイは毎週水曜に、カリナ・スターは毎週木曜に、それぞれ酒田港に入港する。
県経済交流課によると、今年1〜10月の酒田港のコンテナ貨物取扱量は1万7862個。過去最高だった昨年1年間の取扱量を既に上回り、前年同期比で7148個増となっている。
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