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海上コンテナ鉄道輸送

1292荷主研究者:2015/02/01(日) 14:13:43

http://www.tomamin.co.jp/20141220270
2014年12/23 苫小牧民報
苫小牧―山陰航路開拓へ 初の冬の輸送試験

苫小牧―境港間の試験運航のため、苫小牧港・西港南埠頭に入ったRORO船

 鳥取県境港市の境港管理組合が、苫小牧港と境港を結ぶRORO船(フェリー型貨物船)の定期航路開設に向け、試験運航を重ねている。北海道―山陰地方の海上貨物輸送ルート開拓が狙い。昨年度、3回実施した試験で運航の料金や輸送品質、定時性などについて荷主から一定の評価が得られており、2020年ごろまでの定期航路実現を模索する。23日、苫小牧港発着で4回目の試験運航が始まった。

 両港の間には定期航路がないため、鳥取県内から北海道に向けた貨物は舞鶴港(京都府)や敦賀港(福井県)、阪神港(大阪港、神戸港)、宇野港(岡山県)まで陸送後、フェリーやRORO船で運ばれてきた。

 境港管理組合は荷主の協力を得て商業ベースの試験運航を重ねる中で、苫小牧港、境港を経由した北海道と中国地方の物流ニーズを把握。航路の利用メリットを検証したい考えだ。

 苫小牧港からは原木や農産物、自動車部品など、境港からは合板や建材、洋紙、農機、建機、リサイクル品などの輸送需要を想定。昨年4、8、10月の計3回の試験運航で実際にこれらの貨物を荷主の海上運賃を助成して取り扱った。

 輸送実績は貨物を積んだシャシー(トレーラーの荷台)の数で移出(境港から)が各回37〜52台(9〜21社)、移入(苫小牧港から)は15〜30台(7〜14社)。

 境港管理組合は、車両や農産品輸送に必要な冷蔵用施設確保など個別ニーズへの対応が課題とした上で、発注から出荷までのリードタイムを含めた荷主の評価はおおむね好評で、「早期定期航路化を希望する声も多い」(計画係)と言う。

 4回目の試験運航ルートは苫小牧港―境港―新潟港―苫小牧港。栗林商船の「新釧路丸」(総トン数5310トン)をチャーターし苫小牧港から原木、農産物、鋼材など、境港からは合板や農機、建機などを運ぶことにしている。

 船は23日、苫小牧港を出港し25日、境港に到着。荷物を積み替え、同日に境港を出て26日に新潟港に寄港後、27日に苫小牧港へ戻る予定だ。冬の試験運航は今回が初めて。

 苫小牧港と境港の定期航路は北海道、中国地方の経済活性化にも寄与できることから苫小牧港管理組合は「新規荷主獲得に向けたPRには積極的に協力したい」と話す。

 境港管理組合は「これまでの試験運航で既存航路やトラック輸送の代替手段として、競争力ある輸送サービスの提供が可能なことが確認できた」と説明。「試験運航を今回で終了し、来年度からは準定期便としての運航を計画している」としている。


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