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金融機関観察スレッド

697とはずがたり:2005/04/26(火) 14:36:34
日露の梯,みちのく銀行を守ろう!
折角の特色ある銀行なのにBIS規制の国際基準に抵触するとちょっとやばいんじゃない。
まぁ行内の規律の貫徹が先っちゃー先か。

ワンマン経営のつけ? みちのく銀、管理体制不備相次ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000002-khk-toh

 みちのく銀行(青森市)が、信用を落としている。金融庁検査で査定の甘さを指摘され、2005年3月期は最終赤字に転落すると発表した途端、国内の全顧客情報約131万件の入ったCD―ROM紛失が発覚。コンプライアンス(法令順守)や管理体制の不備を露呈した。原田和夫頭取らは近く引責辞任する見通し。ワンマン経営者、大道寺小三郎会長の長期入院もあり、かじを失った漂流船のような状況になっている。(青森総局・佐藤英博)

<人事は信賞必罰>

 「『ポスト大道寺』は誰がやるにしても大変だ」。みちのく銀行のある幹部は話す。

 大道寺氏は頭取、代表権のある会長として約20年間、実権を握ってきた。個人に客層を絞った営業で業績を伸ばし、ロシアに邦銀初の現地法人支店を進出させるなどユニークな経営で知られる。一方、信賞必罰の人事は「内部に反動もあった」と幹部は認める。

 その大道寺氏は79歳。体調を崩し昨年5月から入院している。その中での金融庁の検査だった。
<純損失95億円に>

 「解せない」「何かあるのか」。金融庁が検査を始めた2月17日以降、銀行関係者らのいぶかる声が陰で交わされた。検査官は15人前後。「地銀クラスなら1けたが普通」(地銀役員)だ。

 検査が終わったのは4月7日。「実質破たん」「破たん懸念先」などの不良債権格付けを、「正常先」として融資していた自己査定の甘さを指摘された。当初、45億円だった貸倒引当金を150億円に積み増すことを余儀なくされたことなどから、95億円の純損失に陥る。

 原田頭取らは会見で「見解の相違」を繰り返しながらも、指摘通りに見直さざるを得なかった。ある幹部は「中央も地方も同じ基準で検査されたら、たまらない」とこぼす。が、当局は「ダブルスタンダードであってはいけない」(東北財務局関係者)との姿勢だ。

<続けて改善命令>

 ある地銀役員は「石橋をたたいて渡るのが銀行だが、みちのく銀行は“オーバーラン”が多かったのでは」と話す。相次いだ管理体制の問題だ。

 全顧客データ入りCD―ROMの紛失は、「あり得ない、ずさんな扱い」(地銀幹部)という大失態。02年には県住宅供給公社を舞台とした14億円横領事件に絡み、チリへの巨額送金を見抜けなかったとして、03年には行員が顧客の預金を着服した事件で、金融庁から2年続けて業務改善命令を受けるという異例の「前科」がある。

 04年1月には黒石支店の金庫で現金1000万円が紛失。先月には顧客名などが記された書類20通を紛失した。「金融庁も厳しい姿勢で臨まざるをえない」(地銀幹部)との見方も広まる。

 チリ送金で改善命令を受けた際、大道寺氏はこう話した。「正確な情報が上(幹部)に伝わらないことにショックを受けた。『大企業病』を批判してきたが、人のことを言っていられない」
 地域経済に不安を与えないためにも、人心一新による出直しが急がれる。

[みちのく銀行]1976年、青和銀行(青森市)と弘前相互銀行(弘前市)が合併して設立。87年東証2部上場、89年1部昇格。「家庭の銀行」を掲げて個人層を掘り起こし、住宅ローンなどで急成長した。99年にはモスクワに邦銀初の現地法人を設立。その後、極東ハバロフスクなどに支店を開設した。04年3月期の経常収益は約580億円、経常利益19億1400万円。自己資本比率は12.00%。従業員約1200人。

(河北新報) - 4月26日7時4分更新


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