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金融機関観察スレッド

604とはずがたり:2004/12/25(土) 06:38
WSJ-チャールズ・シュワブ、NYSE会員権を売却へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041224-00000029-dwj-biz

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米オンライン・ディスカウント証券大手チャールズ・シュワブを傘下に持つチャールズ・シュワブ・コーポレーション(NYSE:SCH)は23日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の会員権を売却する方針を明らかにした。証券仲介部門が、NYSE会員権はもはや不要と判断したため。
 
同社は、NYSE会員権3つを手放す。同社が資本市場部門をスイスのUBS(NYSE:UBS)に売却することで合意した際、同部門によるシュワブへの証券取引サービスが合意事項に盛り込まれており、シュワブの顧客はこれを通じてNYSEで取引できるからだ。
 
シュワブは会員権売却手続きを来年1−3月期中に完了する予定。
 
シュワブのマイケル・アレグザンダー執行副社長は「当社はNYSEと長年にわたり実り多い協力関係を築いてきた。だが当社が資本市場事業から撤退したことに伴い、各証券取引所の会員権について再検討している。顧客からの注文を処理する際、会員権売却による影響はない」と述べた。同社は経費節減に注力している。
 
今年は、会員権価格が大幅に下落した年でもあった。証券取引にとって厳しい環境が続いたうえ、NYSEの方針に疑問の声さえ上がっていた。直近の会員権売却は14日に発表され、売却価格は105万ドルだった。これは1年前に比べ30%低く、最高値の265万ドルに比べると60%低い価格だ。最高値をつけたのは1999年8月で、90年代後半の上げ相場を反映していた。
 
ジョージタウン大学のジェームズ・エンジェル準教授(金融論)は「シュワブの決断は、証券仲介業者が自前の会員権を持つ必要はないことを明確に示した。212年に及ぶNYSEの歴史の初期、会員は指定された座席に着いていたため、会員権はシート(座席)と呼ばれ、これにより立会場で株式を売買する権利を与えていた。だが今や多くの会員が、他社のNYSEでの取引を仲介している」と語った。
 
同氏は「かつて会員権は、真の証券仲介業社であることを意味し、NYSEの会員であるという威信を示すものだった。だがもはや必要なくなった。ほとんどの顧客は、利用している証券仲介業者が証券取引所の会員かどうかを気にしてはいない。気にするのは、証券取引のコストであり、サービスの質だ」と指摘した。同氏は以前、ナスダックの監督機関である全米証券業協会(NASD)の客員研究員だった。
 
NYSEの広報担当者リチャード・アダモニス氏は「われわれは引き続き、シュワブとその顧客の役に立ちたい」と述べた。

(ダウ・ジョーンズ) - 12月24日16時8分更新


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