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金融機関観察スレッド

541とはずがたり:2004/10/21(木) 03:39
りそなHD、公的資金7千億円返済へ 普通株転換にらみ
http://www.asahi.com/business/update/1020/065.html

 経営再建中のりそなホールディングスは、注入されている公的資金3.2兆円のうち約7000億円を09年までに返済する方針を固めた。今年度(05年3月期)から剰余金を積み上げて返済原資に充てる方針で、11月上旬に発表する経営健全化計画に盛り込む。ただ、03年に注入された2兆円は返済のめどが立たないため、返済計画の策定は先送りする。

 りそなHDには、01年以前に旧大和、あさひ銀行やグループの近畿大阪銀行へ1.2兆円、03年5月にりそな銀行の自己資本比率が4%を割り込んだ後に2兆円が、それぞれ政府による優先株引き受けなどで注入された。りそなは03年11月に発表した経営健全化計画では公的資金の返済は未定としていたが、今年も一部の返済計画公表にとどまる。

 今回返済計画に盛り込むのは旧行時代の1.2兆円のうち優先株約7000億円分。09年中に普通株への一斉転換期を迎えるため、転換期までに最優先で返済する。

 りそなの発行済み普通株の50.1%は政府(預金保険機構)が保有しており、03年に政府が引き受けた優先株にも議決権が付与されているため、実質的には政府が7割以上の議決権を持つ。

 普通株に転換されるのを放置すれば政府の発言権がさらに高まるだけでなく、1株当たりの利益が減少するなど既存株主に悪影響を与える可能性がある。

 健全化計画に盛り込む収益見通しは他行の4年分より短く、07年3月期までの3年分にとどめる。

 収益見通しでは、05年3月期決算で、当初見込みの1700億円を大幅に上回る2000億円以上の当期利益を計上する見込み。不良債権処理を進めた結果、予想以上に貸し倒れ引当金の戻し入れがあるためだ。06年3月期は一時、利益が目減りするが、その後は右肩上がりに2000億円以上の当期利益を見込み、公的資金は返済可能とする。

 今回の計画では03年に注入された2兆円は「中長期的な課題」として返済計画の策定は先送りする。2兆円のうち1.7兆円の優先株は普通株への転換期限がなく返済を急ぐ必要がないほか、「額があまりに巨額で返済計画を示すのは非現実的」(りそな幹部)なためだ。また、2兆円のうち3000億円は普通株で注入され、現在は含み益があるものの、株式の需給バランスが崩れかねないことから市中売却は当面難しい情勢だ。

(10/20 09:26)


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