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金融機関観察スレッド

528とはずがたり:2004/10/10(日) 04:00
ダイエー再建、民間2陣営の連携浮上
http://www.asahi.com/business/update/1010/001.html

 大詰めを迎えている大手スーパー・ダイエーの再建問題で、ダイエー側が作る再建策の支援スポンサー候補に別々に挙がっているドイツ証券、米サーベラス、丸紅のグループと、米ゴールドマン・サックス、米ウォルマートのグループが合流し、共同で支援する動きが浮上した。実現すれば、世界最大の小売業・ウォルマートがダイエーの総合スーパーの再建を引き受けることになる。ただ、ダイエーの主力取引3銀行は、産業再生機構を活用した再建以外は認めないとしており、ぎりぎりの模索が続いている。

 ダイエーの再建支援に名乗りをあげている民間の投資銀行・ファンドや企業は(1)ドイツ証券、サーベラス、丸紅(2)ゴールドマン・サックス、ウォルマート(3)米リップルウッド、三菱地所の3グループ。

 いずれも、新店展開資金などとしてダイエーに1千億円程度を出資するほか、銀行の対ダイエー債権を時価で買い取る意向だ。ウォルマートは同社の強みである世界規模の商品管理システムを導入し、食料だけでなく衣料や日用品まで幅広く品ぞろえするダイエーの総合スーパーを再生したい考えだ。

 一方、ドイツ証券、丸紅のグループは食品スーパーを中心に、空きスペースに衣料、家電、ドラッグストアなどの専門店を誘致する計画を持つ。

 ウォルマートは02年、西友を買収。西友の名を残しながら、店舗改装と独自ブランド品の導入を進める。以前からダイエーの総合スーパーにも関心を寄せ、自前の低価格品でダイエーの競争力を回復させ、総合スーパーのネットワークを日本国内で広げることを狙う。

 「不振の総合スーパーをウォルマートに任せ、ダイエー自体は食品スーパーに力を注げば、営業力強化につながる」(関係者)とされる。

 ただ、総合スーパーはダイエーの約260店のうち約180店を占める主力業態。「庇(ひさし)を貸して母屋を取られる」ことにもなりかねない。また、かつてはスーパー日本一だったダイエー内にはウォルマートへのライバル心が根強い。西友では大規模な人員削減をおこなっただけに、労働組合にも警戒感が強い。

 ダイエーはこれらの支援候補に対し、18日に再建案提示を求め、債権や資産の買い取り額、再生計画の内容などで、良い条件を出したグループと交渉に入る予定だが、2グループが合流すれば、大きな存在になる。

 UFJ銀行など主力3行は8日、ダイエーの高木邦夫社長に産業再生機構の活用を強く求め、拒否された場合は、債権放棄などの金融支援に応じないと通告。12日までの回答を求めている。

 ダイエーは民間企業の支援による再建をめざし、18日に出てくる民間案を検討したいと銀行側に伝えた。このため、民間の有力スポンサー同士の合流で、機構を活用しなくても再建の可能性がより高い案を模索する動きが強まっている。

 ただ、民間スポンサーの候補企業が再建案を示す18日と、再生機構や銀行が求めた12日の「回答期限」の時間差を埋めきれるのかも含め、ダイエーは厳しい判断を迫られている。 (10/10 03:04)


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