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金融機関観察スレッド

525とはずがたり:2004/10/09(土) 11:28
三井住友、UFJの株主提案権獲得へ 統合交渉逆転狙う
http://www.asahi.com/business/update/1007/044.html

 三井住友フィナンシャルグループが、統合を申し入れているUFJホールディングス(HD)の株主総会で提案権を得るために必要なUFJ株300株を9月下旬に取得していたことが6日、分かった。UFJは三菱東京フィナンシャル・グループとの統合が確実視されているが、三井住友は来年度以降の総会で三井住友との統合を提案し、逆転したい考えだ。提案実現のために株主に多数派工作を行う「プロキシファイト」(委任状獲得合戦)も視野に入れている。

 三井住友は300株を1億円余で株式市場から取得。商法の規定では、発行済み株式の1%以上または300株以上を6カ月以上継続保有すれば株主提案権を得られるため、来年3月末に権利が生じる。

 統合準備を進めるUFJと三菱東京は来年4月以降に統合比率を決め、両社の6月の定時株主総会で3分の2以上の賛成を得て統合を正式決定したい考えだ。

 これに対し三井住友は「UFJとの統合を目指す方針は変わらない」として9月下旬、UFJ側に有利とされる「1対1」の統合比率提案を来年6月末まで延長した。9月に三菱東京が引き受けたUFJ銀行の7000億円の増資についても、「三菱東京に有利な条件で、UFJ株主の権利を害している」と指摘している。

 こうした主張を具体化するため、UFJ株主に直接訴え、三井住友との統合を支持する株主を増やすには、株主提案権の取得が必要と判断した。

 三井住友は来年6月の株主総会までにUFJ株主の3分の1を超える賛同を得ることで、3分の2以上の賛成が必要な特別決議であるUFJと三菱東京の統合議案の否決を目指す。実現すれば、その後の臨時株主総会で提案権を行使し、改めて三井住友との統合議案を提出する。

 ただ、三菱東京は統合を前提に増資を引き受けた際、三菱東京とUFJの統合議案が否決され、さらにUFJが増資で発行した優先株を3割増しの9100億円で買い戻さなければ統合を破談にできない、とする契約を結んでいる。

 UFJが統合相手を三井住友に切り替えようとすれば、三井住友がUFJの増資を引き受けることになり、三菱東京に支払う3割の上乗せ分は事実上、三井住友の負担になる。その場合は三井住友の株主から異論が出る可能性もあり、三井住友にとっても統合に向けたハードルはなお高い。

(10/07 06:12)


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