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金融機関観察スレッド

485とはずがたり(1/2):2004/08/30(月) 13:32
ダイエー再建:機構活用あくまで拒否 でも狭まる包囲網
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040828k0000m020158000c.html

 27日に行われた高木邦夫ダイエー社長と主力取引3銀行の担当役員との直接交渉で、高木社長は同社の再建にあたって産業再生機構の活用をあくまで拒否する考えを示した。ダイエーは、支援に名乗りを上げている内外の有力企業をバックに「民間主導の再建」を主張していく構えだ。しかし、主力3行は「貸手」として力ずくでも再生機構活用で押し切る方針。これまで、ダイエーの立場を支持してきた経済産業省も「機構活用やむなし」に傾きつつあり、ダイエー包囲網は一段と狭まってきている。

◇支援名乗り相次ぎダイエー「強気」

 東京・大手町のUFJ銀行東京本部で行われた直接交渉後、高木社長は記者団に「民間にできることは民間でやるべきだ。再生機構は(ダイエー再建の)当事者だと思っていない」と語り、あくまで機構抜きの再建にこだわる構えを見せた。

 再生機構に経営権を握られれば、プロ野球球団「福岡ダイエーホークス」やグループ会社は売却・清算され、店舗も切り売りされる。さらには、ダイエーの看板さえも消滅しかねないという危機感が、高木社長をかたくなにさせている。

 1兆円を超えるダイエーの有利子負債の8割を融資している主力3行の最終通告は、本来ならダイエーに有無を言わさない絶対的な力があるはずだ。しかし、銀行側からは「何でこちらが頭を下げなければならないのか」とぼやく声すら聞こえる。ダイエーが「強気」に出る背景には公式、非公式にスポンサーになろうという企業が続々と現れていることがある。

 同社は独自の再建計画案で1000億円の公募増資を盛り込んでいる。すでにドイツ証券、リップルウッド、サーベラス、ゴールドマンサックスなど欧米の大手金融機関や投資ファンドが応募。数社からは銀行が抱えるダイエー向け債権を買い取り、銀行抜きで再建を進める案も提示された。ダイエーが描く民間主導の再建案で支援企業の核に位置づけている大手商社・丸紅の首脳も「主力行がなぜ再生機構にこだわるのか理解できない」とエールを送る。

 資金面だけでなく、本業の小売り事業についても世界最大の米ウォルマート・ストアーズやイオン、イトーヨーカ堂や商社が支援の検討に入っている。特にウォルマートは再生機構を活用しない場合でも支援に乗り出す用意があると言われ、「民間ベースで再建は可能」(高木社長)というダイエーの主張の支えになっている。

 主力3行の中には「ダイエーの主張を再建案にできるだけ盛り込めば、最後は高木さんもわかってくれる」という楽観論もある。しかし、高木社長と親しい関係者は「高木さんは絶対に納得しない。『再生機構を使うなら、私を解任してからにしてくれ』というのが本心」と話しており、最後まで先行きの展開は読めそうにない。


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