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金融機関観察スレッド

469とはずがたり(1/2):2004/08/22(日) 00:23
ダイエー:再建修正案まとめたが 「機構活用」流れ不変 
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040821k0000m020190000c.html

 約1兆円の有利子負債を抱えるダイエーの経営再建問題が最終局面を迎えている。ダイエーは20日、UFJ銀行など主力取引3銀行に対し、閉鎖店舗の上積みや金融支援の増額などを盛り込んだ再建計画の修正案を提示したが、焦点の産業再生機構活用は拒否する姿勢を崩していない。これに対し、不良債権処理を急ぐUFJ銀行など主力取引3銀行は、あくまで再生機構活用で今月中の決着を目指す方針。週明けからは、調停役として経済産業省が乗り出すものの、ダイエーの苦境は続きそうだ。

 ダイエーが、主力3行に示した再建計画の修正案は、再生機構活用の拒否が至上命題。そのために、有利子負債削減の前倒し実施を盛り込んだほか、閉鎖店舗の上積み、金融支援の増額などで主力行案に近づいた。

 修正案の柱は、再生機構の出資に代わる自力での資金調達で、1000億円規模の増資枠を設定して投資ファンドを公募。元ファーストリテイリング副社長が運営する「キアコン」や、三菱自動車などへの出資実績がある「フェニックス・キャピタル」などから応募があったとされる。

 修正の過程では、主力行が持つ約8000億円のダイエー向け債権をファンドなどが半額程度で買い取り、銀行抜きで再建を図るという案も浮上した。しかし「4000億円もの負債を肩代わりする奇特なファンドがあるのか」(ダイエー幹部)との見方が強く、主力取引銀行がなくなれば新規の資金調達も難しくなることから、実現性には疑問の声が上がる。

 また、小売業のスポンサーとして丸紅、不動産事業のスポンサーに東急不動産という案も出ているが、丸紅は「支援は検討しているが、前面に出るつもりはない」。東急不動産も「増資引き受けの中心になる予定はない」と困惑する。要するに、修正案では「再建に向けた透明性を確保するのは難しい」(主力行幹部)のが実態だ。

 主力行がダイエーの再建計画見直しを急いでいるのは、金融庁を納得させてダイエー向け債権を不良債権ではなく正常債権に格上げすることが最大の眼目。透明性に欠ける再建策では格上げにつながらない可能性が強く、週明けからの銀行団との協議でダイエーが銀行の機構活用方針を覆すのは厳しい情勢だ。


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