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金融機関観察スレッド

468とはずがたり:2004/08/22(日) 00:15
ダイエーが銀行に不満を持つのもやむを得ないというのか?
>「再建計画が小売業界で生き残ることができる内容ではなかった」(業界関係者)のは、
>経営体力が極端に低下していた主力行が十分な金融支援が行えなかったため、との見方が根強い。

ダイエー:現行の再建計画に甘さ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040822k0000m020051000c.html

 大手スーパー、ダイエーの経営再建問題は今週、最終局面を迎える。同社は「現行の再建計画は達成しており、今後も自主再建は可能」と、UFJ銀行など主力取引3銀行が主張する産業再生機構への支援要請に抵抗を続ける構えだ。だが、現行の再建計画は目標が甘く設定されており「達成しても、再建が順調といえるものではない」(主力行幹部)。金融庁も「結果的にダイエーの抜本再建を先延ばししただけ」と厳しく見ていることも、主力行に機構活用を促す圧力になっている。

 ダイエーは、04年2月期はプロ野球球団「福岡ダイエーホークス」の優勝セール効果で利益、有利子負債など現行の再建3カ年計画(05年2月期が最終年度)の目標をクリアした。しかし、同業のイオン、イトーヨーカ堂と比較すると、売上高は6割弱なのに有利子負債額は2.5〜4倍。本業のもうけを示す営業利益率も、財務体質の健全性を示す株主資本比率も2社に大きく水をあけられている。

 「再建計画が小売業界で生き残ることができる内容ではなかった」(業界関係者)のは、経営体力が極端に低下していた主力行が十分な金融支援が行えなかったため、との見方が根強い。その結果、ダイエーには年間200億円前後もの利子がつく有利子負債が残され、リストラに思うように資金を回せず、不採算店の整理や不振の総合スーパーからの撤退などの抜本的な再建策は打ち出されなかった。

 再生機構活用を求める主力3行にダイエーが強く抵抗している背景には、「銀行の事情に合わせて作られた現行の再建計画を達成してきたのに、また銀行の都合で再生機構に送られるのは納得がいかない」との反発感がある。過去2度にわたり総額5200億円の金融支援を実施している主力行は強い立場にあるが、こうした経緯に「負い目」も感じており、週明けからの最終協議では「いかにダイエーの主張に配慮しながら、機構活用を納得してもらうか」(主力行幹部)がポイントになりそうだ。

◆大手スーパー3社の経営指標◆
         売上高  営業利益 営業利益率 有利子負債 株主資本比率
ダイエー    19936  516  2.5% 10751  3.9%
イオン     35462 1322  3.7%  4301 18.4%
イトーヨーカ堂 35421 2077  5.8%  2678 46.2%
※数値は04年2月期連結ベース。単位・億円。ダイエーとイオンの有利子負債は金融子会社を除く。
毎日新聞 2004年8月21日 20時08分


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