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金融機関観察スレッド

455とはずがたり:2004/08/16(月) 16:49
銀行統合:住友信託 特別抗告棄却ならUFJに損賠請求
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040816k0000m020138000c.html

 UFJ信託銀行との統合を目指している住友信託銀行は15日、特別抗告を申し立てている最高裁で「UFJ信託の住友信託以外との統合交渉禁止」の主張が認められない場合、統合を断念し、損害賠償の請求に踏み切る方針を固めた。UFJ信託との統合を断念すれば、圧倒的な規模を持つ「メガ信託」構想は頓挫する。このため、住友信託は同じ財閥系列の三井トラストホールディングス(HD)や三井住友フィナンシャルグループ(FG)と経営統合を含めた提携強化など新たな再編を模索する考えだ。

 損害賠償請求訴訟は、住友信託へのUFJ信託売却で基本合意しながら、三菱東京フィナンシャル・グループ(FG)との完全統合に方針転換したことを受けて、白紙撤回を申し入れたUFJホールディングス(HD)が対象になる見通し。UFJHDの経営陣を訴訟対象に加えるかは検討中だ。

 経営統合の白紙撤回をめぐる損害賠償は「前例がほとんどない」(住友信託幹部)が、統合交渉にかかった人的コストや事務費などの「実損」に、統合破談による信用失墜の補償などを加えて損害額を算出するとみられ、数百億円規模の請求になる可能性もある。

 高裁判断が確定し、損害賠償請求に踏み切った段階で、住友信託はUFJ信託との統合は原則として断念する方針。その場合、住友信託は三菱東京とUFJの統合で誕生する三菱UFJ信託に信託財産などで大きく水をあけられる。このため、住友信託は三井トラストなどとの統合も視野に新たな再編戦略の構築に乗り出す構えで、「三井住友との共同事業」(住友信託幹部)に発展する可能性もある。

 ただ、UFJとの経営統合を目指す三井住友FGの今後の出方などによっては、三菱東京とUFJの統合が流動的になり、住友信託とUFJ信託の統合が再浮上する可能性も残っている。

 住友信託は5月21日、UFJHD傘下のUFJ信託銀を買収して経営統合することで、UFJHDと基本合意。しかし、UFJは7月14日に三菱東京FGに全面統合を申し入れることを決め、同時に住友信託との基本合意を白紙撤回することを正式に決めた。

 住友信託はUFJ信託の統合交渉禁止を求める仮処分を申請、東京地裁は7月27日に住友信託の「独占交渉権」を認め、UFJ信託の交渉禁止を決定した。しかし、UFJ側の抗告に対し、東京高裁が今月11日に交渉禁止を取り消す「逆転決定」を出したため、住友信託は最高裁に特別抗告と許可抗告を申し立てている。
毎日新聞 2004年8月16日 3時00分


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