したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

金融機関観察スレッド

447とはずがたり:2004/08/03(火) 22:49
三井住友は三井住友信託銀行を欲しているだけなのであろうが…

信託除き先行統合、UFJ・三菱東京が検討開始 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=03yomiuri20040803it01&cat=35&typ=t

 経営統合を検討している三菱東京フィナンシャル・グループ(FG)とUFJホールディングス(HD)は、UFJ信託銀行の統合交渉を差し止めた裁判所の仮処分が覆らない場合、信託分野の統合を後回しにし、仮処分が及ばない持ち株会社と銀行分野を先行統合する方向で検討に入った。

 関係筋が2日明らかにしたもので、基本合意を急ぎ、三菱東京がUFJ向け増資を9月末までに行えるようにして、UFJの大口融資先の抜本処理を後押しするのが狙いだ。信託分野については、住友信託銀行とUFJ信託の独占交渉権の期限が切れる2006年3月末以降に統合を目指す。

 UFJ銀行の沖原隆宗頭取は同日、経営統合申し入れの考えを表明していた三井住友フィナンシャルグループ(FG)の西川善文社長に対し、統合に関する話し合いには応じない考えを電話で直接伝えた。

 関係者によると、西川社長は「統合の意思があることだけでも伝えたい」と沖原頭取に面会を求めたが、沖原頭取は「統合に関することであれば、承ることはできない」と会談を拒否した。ただ、三井住友FGは電話後も「引き続きUFJとの統合の道を探っていきたい」としている。

 三菱東京とUFJの統合を巡っては、UFJ信託との統合交渉を白紙撤回された住友信託の申請を受け、東京地裁が信託分野の統合交渉差し止めの仮処分を命じた。UFJは異議を申し立てており、申し立てが却下された場合も、東京高裁に抗告する方針だ。

 ただ、UFJは大口融資先の抜本処理によって、自己資本比率が下がる恐れがあるため、9月末までの資本増強が必要と見られている。このため、三菱東京は8月中旬と見られる高裁決定でもUFJの主張が認められない場合、UFJ向け増資の前提となる基本合意を急ぐ必要があるとして、信託を当面切り離し、持ち株会社や銀行の先行統合もやむを得ないと判断した。

 三菱東京には、仮にUFJ信託の合流が遅れても、傘下に三菱信託銀行を抱えているため、統合全体を遅らせるより、信託の収益基盤となる銀行の統合を進める方が、統合後のグループ全体の収益力向上につながるとの考えもある。

 三菱東京は、UFJ向け増資には前向きだが、経営統合の基本合意が必要としている。資産査定などに必要な時間を考慮すれば、8月末が基本合意の期限。

 ◆独占交渉権=企業の合併・買収などで、一定期間内は、契約当事者のみで交渉を進め、第三者が仮により有利な条件を提示しても、交渉に応じない取り決めをいう。基本合意書に盛り込まれるのが普通で、欧米ではこの取り決めを破れば支払う違約金も基本合意書に含まれている場合が多い。


[ 2004年8月3日3時8分 ]


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板