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金融機関観察スレッド
419
:
とはずがたり
:2004/07/20(火) 13:01
[焦点]UFJとMTFGの統合、シナジー効果に評価の声=他行にも再編の波
04/07/14 16:05
布施 太郎記者
[東京 14日 ロイター] UFJホールディングス <8307.T> と三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG <8306.T> )の経営統合により従来の4メガバンク体制は3メガバンク体制へと移り、業界地図を大きく塗り替える。このため、さらなる再編の波が他のメガバンクにも波及する可能性も出てきた。
UFJHDとMTFGの総資産は、それぞれ82兆円と106兆円。統合が実現すれば190兆円の巨大金融グループが誕生することになる。これに対して、資産規模で2位に付けるのが137兆円のみずほフィナンシャルグループ <8411.T> 。三井住友フィナンシャルグループ <8316.T> の総資産は、102兆円で3メガ体制では後じんを拝することになる。
<大企業中心のMTFG、中小企業に強いUFJ>
資産規模だけが金融グループの評価軸ではないが、新金融グループに対する評価は高い。その一つが、UFJとMTFGの顧客基盤の違い。法人顧客層でみると、UFJは中堅・中小企業に強く、MTFGは三菱グループを中心とした大企業向けに強みを発揮している。地域的にも、UFJが、旧東海銀行地盤の中部と旧三和銀行地盤の関西に強みを持っているのに対して、MTFGは関東が地盤のため、重なり合う地域がない。こうしたことから、「顧客基盤が広がり、大きなシナジー効果を発揮できるのではないか」(銀行担当アナリスト)との評価が出ている。 一方で、中国展開に注力してきたUFJは、国際業務で差別化を図ろうとするMTFGにとって「魅力的だ」(MTFG幹部)との指摘もある。
<統合前提にUFJが思い切った不良債権処理も>
ただ、問題もある。その一つは、UFJが抱える大口問題先の処理だ。「花嫁は身をきれいにしてからではないとだめだ」(MTFG幹部)との声もあり、UFJが統合までに抜本処理を迫られることは間違いない。しかし、上期に大口問題先の大半の処理にめどをつけるとしていたUFJの処理策は、ほとんど足踏み状態なのが現状だ。 だが、MTFGとの統合を前提に国際業務で提携すれば、自己資本比率を国内基準行である4%にまで落とすことも可能だ。「処理の原資を確保することで、思い切った金融支援などが可能になるのではないか」(他行幹部)との指摘もある。
また、公的資金の問題もある。UFJに注入されている公的資金1兆4000億円は、まるまる新金融グループに移管されることになる。MTFGは、「公的資金を受けて入れていると、金融当局から経営を監視され、ボーナスの支給もままならなかった。自由な経営体制の確立が公的資金返済のインセンティブだった」(関係者)とのスタンスを堅持してきた。しかし、今回の統合で再び、公的資金が入ってくる。公的資金を受け入れることになっても、得られるメリットの方が大きいという判断がMTFGに生じたことは間違いない。 <統合で2メガバンク体制への思惑も>
一方、今後の動きが注目されるのは、取り残されたかたちの主要行だ。特に、3メガ体制に移行すると規模で最下位に転落する三井住友FGと、UFJ信託銀行との統合が破談に追い込まれたかたちの住友信託銀行 <8403.T> 。「西川(善文・三井住友FG社長)氏と、高橋(温・住友信託社長)氏は相当焦っていることだろう」と、あるメガバンク幹部は話す。 三井住友FGを間に、住友信託銀と三井トラストホールディングス <8309.T> はそれぞれ親しい間柄とされるが、公的資金の注入有無や、経営姿勢の違いなどで関係を深めていないのが現状だ。 ただ、金融関係者の間では、今回のMTFGとUFJの統合について、「実現すれば、公的資金注入行と非注入行どうしの初めて統合だ。このインパクトは大きい。注入の有無で選り好みをしていられなくなる」(外資系金融アナリスト)との見方も出ている。 また、金融界の一部では、「金融当局は、4メガバンク体制から2メガバンク体制に集約させる構想を密かに持っている」(大手銀幹部)との見方が、以前からささやかれていた。そこで出てきたMTFGによる事実上のUFJ吸収の事実。残る2メガの統合があるのではないか、との思惑が一気に高まっている。ただ、現状では何が残り2グループ統合のきっかけになるのか、はっきりしない。ある金融関係者は、「水面下では、2メガバンク体制に向けて、動きが始まっている。今後、SMBC、みずほの動きから目が離せない」と話している。
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