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金融機関観察スレッド

413とはずがたり:2004/07/14(水) 14:01
UFJ&三菱、統合実現なら金融界構図に大変化も (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=14yomiuri20040714ib05&cat=35&typ=t

 UFJホールディングス(HD)が14日、三菱東京フィナンシャル・グループ(FG)に経営統合を申し入れることを決めたが、経営統合が実現すれば、日本の4大金融グループは3大金融グループへと集約される。

 日本の金融界は、資金需要に対し銀行の数が多すぎる「オーバー・バンキング」状態を解消し、競争力を一段と強化することが課題とされてきた。それだけに、世界トップのメガバンクの誕生につながる両グループの動きは、国内外の金融界の構図を大きく塗り替える可能性がある。

 竹中経済財政・金融相はかねて、「日本のメガバンクは2つか3つが適正」などとする見解を示し、新たな再編の動きを後押しする構えもうかがわせてきた。統合が実現すれば、金融再編は“最終章”を迎える。

 実際に、UFJが三菱東京FGとの統合に動いた背景には、金融検査や業務改善命令などを通じ、UFJに経営の早急な立て直しを迫ってきた金融庁の意向があったとする見方は多い。

 UFJは金融検査で2004年3月期決算が大幅赤字に陥った結果、大口融資先の迅速な再生という重い課題を背負わされた。業務改善命令の発動で、コンプライアンス(法令順守)体制の強化も迫られている。業務改善計画の提出期限が20日に迫る中、金融庁や市場を納得させる計画をまとめられるか、待ったなしの立場で、「抜本的な経営体制の見直しは避けられない」(他の大手行幹部)との見方が出ていた。

 ただ、統合へ向けた交渉は曲折がありそうだ。

 UFJは、1兆5000億円もの公的資金を受けているうえ、経営不振に陥っている多数の大口融資先を抱えている。三菱東京FGは公的資金をいち早く完済し、不良債権処理も最も進んでいるが、これら大口融資先の再生問題が解決しないまま統合すれば、再び重荷を背負いかねない。このため、統合にあたってさまざまな条件を付けてくるのは確実とみられる。

 一方で、大手商社、双日ホールディングスなど、両グループがともに多額の融資を行っている大口融資先については、統合で再建策をまとめやすくなって、再生に向けた動きが一気に弾みがつく可能性もある。

 いずれにしても、大口融資先の処理が統合の行方を左右するのは確かで、交渉が難航する可能性もある。


[ 2004年7月14日11時18分 ]


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