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金融機関観察スレッド

3329チバQ:2022/11/18(金) 09:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4576fbaa769ecddbbc04d5e6d9083574e01990c
福岡最小の地銀、国内最大の地銀G傘下に 「合併」を選ばなかった理由
11/17(木) 16:30配信
毎日新聞
記者会見で経営統合を発表したふくおかフィナンシャルグループの五島社長(右)と福岡中央銀行の荒木頭取=福岡市中央区で2022年11月11日午後3時33分、久野洋撮影

 福岡銀行などを傘下に持つふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)が、福岡中央銀行を子会社化すると発表した。福岡銀を筆頭株主とする福岡中央銀はFFGと親密な関係にあるが、2023年10月に株式交換による100%子会社化を目指すことで合意。福岡県の地銀で最小の福岡中央銀が、国内最大の地銀グループの傘下入りする理由とは。【久野洋】

 「現状の業績は問題ないが、5年、10年先に今の状況でやっていけるか懸念があった。今年8月、私から打診した」。11日、FFG本社での記者会見で福岡中央銀の荒木英二頭取が経緯を明かし、同席したFFGの五島久社長も「福岡経済の持続的発展に貢献できる」と経営統合する理由を説明した。

 福岡中央銀の顧客は主に個人事業主や中小企業。総資産は福岡県の地銀最小の5700億円(22年3月末)だが、創立以来黒字決算を続けてきた。一方のFFGは、福岡銀を中核に熊本銀行、十八親和銀行を加えた地銀3行と、インターネット専業銀行「みんなの銀行」を傘下に持ち、総資産は29兆円(同)。荒木頭取はFFG出身だ。

 全国の地銀は、長引く日銀の低金利政策や地方の人口減少に直面。情報通信業界が決済事業に進出するなどライバルが登場し、経営環境が激変している。地銀側は店舗網のコスト削減や事務のデジタル化など業務の効率化が急務で、スマホアプリでの銀行サービスや企業へのコンサルティングなどを競う状況だ。そのため「規模が大きいほど色々な手を打てる」(地銀幹部)と新事業の強化は資本力に左右されやすい。金融庁や日銀も地銀の経営統合を後押しし、他行との統合や、SBIホールディングスといった金融グループとの提携を選ぶ小規模地銀もある。

 会見で荒木頭取は「経営統合で資本の充実を図れば、より積極的な融資ができる。デジタル投資は、余力が限られる中で不十分な点もあった。お客様の利便性向上を図りたい」と説明。FFGのデジタル技術の導入や事務の共通化で業務改革を図り、営業などの重点分野に人材を充てる。営業面ではFFGのノウハウを導入して競争力を高める。

 「将来行き詰まった時の統合だと、今回のように看板や行員の処遇も残せない。健全で余力があるうちに決断した」と荒木頭取。「新型コロナウイルス禍や地政学リスク、資源高騰などで苦労する取引先の支援を考えると、早めに盤石な体制を整える必要がある」と説明した。

 FFGにとっては福岡中央銀支援の側面が強い経営統合だが、五島社長は「大企業から個人事業主を含む中小企業までFFGがカバーできる」と小規模事業者に強い福岡中央銀を取り込むメリットを強調する。

 営業エリアが重なる地銀の経営統合の場合、合併によって支店を統廃合し、経費を大幅に削減できる。FFGは19年に傘下入りした十八銀行(長崎市)が親和銀行(長崎県佐世保市)と合併し20年に十八親和銀行となった。福岡中央銀について五島社長は「合併の予定はない」と強調。合併には人事面の融合やシステムの統合に労力や費用負担が伴い、行員の役職減少にもつながる。当面はこうした負担を回避する形で福岡中央銀を存続させ、傘下行それぞれの強みを生かす方針だ。


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