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金融機関観察スレッド

3272とはずがたり:2021/04/05(月) 13:43:45

野村HD、2200億円損失か 米顧客との金融取引で―株価急落、リスク浮き彫り
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021032900211&g=eco
2021年03月29日20時58分

 野村ホールディングスは29日、米国の子会社における顧客との金融取引で多額の損害が生じる可能性があると発表した。連結業績への影響などは精査中だが、この顧客に対する請求額は26日時点で約20億ドル(約2200億円)に上るとしており、同額程度の損失が発生する恐れがある。世界的な株高局面でのリスクを浮き彫りにした格好だ。金融庁は野村のリスク管理体制に関心を寄せている。

 野村によると、「市場価格の変動などで金額は増減する可能性がある」という。野村は社債発行を延期、同社株が急落するなど影響が広がった。
 損失は野村の米子会社が手掛ける米ヘッジファンド向け取引が原因との見方が出ている。同ヘッジファンドをめぐっては欧米の金融大手ゴールドマン・サックスやクレディ・スイスも取引していたとされる。こうした取引に絡み先週、中国の百度(バイドゥ)を含むIT関連株などが急落していた。
 野村は詳しい状況について「コメントできない」と説明。ただ、2020年12月末現在の同社の自己資本比率は規制の最低水準を大幅に上回っており、同社や米子会社の財務健全性などへの問題はないとしている。
 一方、野村は今回の問題を受け、今月23日に発行条件を決めた米ドル建て社債の発行見送りを発表。野村株は29日の終値で前週末比16%超安の603円に急落した。
 20年4〜12月期の連結決算(米国会計基準)で、野村は海外の法人部門が好調だったなどとして、過去最高の純利益を計上。4月下旬に通期決算発表を予定している。

野村損失、ヘッジファンド原因か 金融庁はリスク管理体制注視
2021年03月30日07時11分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021032901088&g=eco

 野村ホールディングスによる多額損失の恐れがあるとの発表は、世界的な株高局面に死角があることを示した。舞台となったのは高収益運用を狙うヘッジファンドだったもよう。金融庁は、海外でも大規模な金融取引を手掛ける野村のリスク管理体制を注視している。
 新型コロナウイルスの感染拡大に対応した世界的な金融緩和であふれたマネーが株式市場に流入。日米などの株価を押し上げ、先行きの楽観論がハイリスク・ハイリターン取引を助長した。詳細は明らかになっていないが、運用に行き詰まった米ヘッジファンドの取引先だった野村が、損害を被ったのではないかとの見方が市場では有力だ。
 スイスの金融大手クレディ・スイスも、ヘッジファンドとの取引をめぐり多額の損失が出る可能性があると発表。前週末の26日には大量の株式の相対取引をきっかけに中国IT企業株などが急落しており、関連が取り沙汰されている。
 市場関係者は「一連のニュースはつながっている雰囲気だ」(国内証券)と指摘。市場全体に波及するシナリオも捨て切れないとみている。
 1998年の米ヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)の経営破綻は、米連邦準備制度理事会(FRB)の介入で金融危機への発展が回避された。今のところ危機にまで発展する兆候はないが、楽観論一辺倒だった相場に警鐘を鳴らしたのは間違いない。
 金融庁幹部は「野村のリスク管理がどうだったか見ていかねばならない」と強調。状況の詳細や取引の管理体制を点検する方針を示した。


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