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金融機関観察スレッド

3155とはずがたり:2018/09/08(土) 20:50:26
2017.11.08
地銀最強!「スルガ銀行」圧倒的収益力の秘密
ビジネスに対する考えが根本的に違う
加谷 珪一
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53428

…(スルガ銀行)の収益力は他行を圧倒している。2017年3月期における業務純益は636億円、総資産は4兆4658億円で、総資産に対する業務純益の比率(総資産業務純益率)は1.42%に達する。

地方銀行の平均値は0.3%、2位にランクインした南日本銀行(本店・鹿児島市)が0.59%だったので、スルガ銀行はまさにケタ違いのレベルということになる。

Photo by iStock
銀行というのは、企業ごとに大きな差が付きにくい業態である。預金で資金を調達し、それを融資して利ざやを得るというビジネスモデルである以上、他行とかけ離れた収益を上げるのは難しい。

だが、スルガ銀行はこれを実現している。ここまで収益力に差があるということになると、ビジネスに対する考え方が根本的に違っていると考えるべきだろう。

実際、同行の経営方針は独特である。その特徴をひとことで表すなら、個人向けサービスへの特化と、ネットを活用した全国展開である。

銀行は通常、個人向け融資よりも法人向け融資の割合が高い。個人がお金を借りるケースとしては、住宅ローンとカードローンがほとんどであり、その金額はたかが知れている。

これに対して企業は、長期の設備投資に加え、日々の運転資金など短期的な資金需要もあり、個人とは必要とする金額のケタが違う。必然的に銀行も企業向け融資に力を入れることになる。

ところが日本では20年以上不景気が続き、企業は完全に守りに入っている。利益を維持できる大企業は内部留保を蓄積し、銀行から融資を受けてまで、設備投資を強化しようとはしない。

一方、地方では、地域経済が疲弊しているところも多く、中小企業の中には実質的に倒産状態になっているところもある。このため、銀行にとって稼ぎ頭だった企業向け融資はあまり収益に貢献しなくなってしまった。

…スルガ銀行はこうした状況にいち早く対応し、全行をあげて個人向け融資へのシフトを進めてきた。これが、同行が成功している第一の秘密である。

同時にネットのサービスを拡大し、コストをかけずに全国展開を行うことにも成功した。これが第二の秘密である。

独特なアパートローン
もっとも、全国に展開し、個人を中心に融資を拡大するといっても、現実に個人が借り入れる金額は小さい。ここをカバーするための施策がアパートローンの強化である。

最近、銀行から融資を受け、アパートなどを一棟丸ごと買って賃貸に回すという、いわゆる「大家さんビジネス」がブームとなっている。

こうした一棟モノの不動産投資を行っている個人投資家の中で、スルガ銀行のアパートローンを知らない人はほとんどいないはずだ。そのくらい同行のアパートローンは有名な存在である。

スルガのアパートローンは、金利が他行と比べてかなり高い。ここも同行が高収益である理由のひとつなのだが、不動産投資家はなぜ高めの金利でも同行のローンを利用するのだろうか。その理由は、同行の柔軟な融資姿勢にある。


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