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金融機関観察スレッド
2915
:
とはずがたり
:2017/06/08(木) 14:06:12
>>2914-2915
一方、行名変更による疲弊という見方については一定の根拠があるようだ。三菱東京UFJ銀は5月15日に、行名から「東京」を外し来年4月に「三菱UFJ銀行」に変えると発表した。バブル崩壊後の激しい銀行再編の名残をとどめる銀行名に対し、顧客から「長すぎる」との指摘が出ていたためだ。三菱東京UFJ銀は平成18年に、旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が合併して生まれた。旧東京三菱銀は、かつて国内唯一の外国為替専門銀行として高い知名度があった旧東京銀行と、旧三菱銀行の合併行だった。
行名変更は2年ほど前から検討が始まり、「きらら銀行」「あかね銀行」といった名称が候補に上る中で、いったんは「MUFG銀行」にすることが決まっていたという。これに対して強硬に反対したのが旧三菱銀の有力OBだ。旧UFJ銀、旧東京銀出身者の反発は少なかったが、旧三菱銀OBは戦前の財閥を源流とする名門「三菱」の看板を外すことへの抵抗感が強く、小山田氏は最後まで調整に追われたと指摘される。
頭取経験者らを中心とする「相談役」「顧問」など旧三菱銀の有力OBはトップ人事など経営への影響力が大きく、金融庁も経営陣による意思決定の阻害要因として問題視しているという。小山田氏が金融庁とOBとの板挟みになっていた可能性は十分ある。当局との関係では、プライマリー・ディーラーの返上に伴う財務省との軋轢(あつれき)が小山田氏の心理的な重圧となっていたとの見方も強い。
プライマリー・ディーラーは一定の応札義務や落札義務を負う代わりに、有利な価格で購入できるなどの特典を受けられる資格で、国債の安定消化のために財務省が16年に導入した。メガバンクや証券会社が名を連ねていたが、三菱東京UFJ銀は日銀のマイナス金利政策の影響で国債利回りが歴史的低水準に陥る中、保有を続ければ損失が出かねないと判断し、昨年7月にこれを返上した。財務省は自由な経営判断として尊重する構えをみせつつも、不快感を示す声が強かった。
小山田氏の退任理由をめぐっては、平野氏との確執も指摘される。平野氏は三菱UFJ信託銀行の法人融資業務を三菱東京UFJ銀へ30年4月に移管することなど、グループ改革で強力なリーダーシップを発揮しており、平野氏の急進的な改革路線への対応に小山田氏が苦慮していたとの声も聞かれる。今回のトップ交代劇はメガ最大手の行名変更にとどまらない転機を象徴しているかもしれない。(経済本部 飯田耕司)
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