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金融機関観察スレッド

2761とはずがたり:2016/10/19(水) 19:08:15
>>2747
>>2582で既になんかあったのかな?

2016年 10月 6日 11:18 JST
コラム:損保ジャパンの米同業買収、高い買い物にあらず
http://jp.reuters.com/article/column-sompo-holdings-idJPKCN12604F?rpc=223&sp=true
Quentin Webb

[5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 国内市場が縮小する中、SOMPOホールディングス(8630.T)傘下の損害保険ジャパン日本興亜は大規模な米保険契約の獲得に動いた。日本の保険各社はこれまでにも、状況の厳しい国内市場からの多角化を図るために、時にはまともと思えないような価格で他社買収に踏み切ってきた。しかし、63億ドルでの米エンデュランス社(ENH.N)の買収は、米社の先行きを考慮した場合、かなり正気と言えるだろう。

SOMPOの時価総額が120億ドル程度であることを踏まえると、大胆な買収だ。2014年に英中堅損保キャノピアスを買収した際の価格1000億円弱(現在の相場で約9億7000万ドル)を大幅に上回る。

予兆はあった。グループの中期計画は、調整後の連結利益3000億円を目指しているが、これは2015年の水準の倍に近い。ジェフリーズのアナリストらによると、幹部たちは8月、計画達成のためには最大で1兆円の合併買収(M&A)予算が必要と話していたという。

買収額はエンデュランスの1株当たりで93ドルで、買収計画が報じられる前の3日終値に対して43%のプレミアムに相当する。これは6月末時点のエンデュランスの1株当たり純資産の1.4倍。トムソン・ロイターの端末EIKON(アイコン)が集計したコンセンサス予想によると、12月に終わる1年間の予想1株当たり利益の15倍に当たる。

明治安田生命、東京海上(8766.T)、MS&AD(8725.T)、第一生命、住友生命が最近実施した大規模なM&Aディールは平均で純資産の1.7倍、利益の17倍となっている(ジェフリーズのデータより)。

エンデュランスが業績改善策の最中にあることも考慮する必要がある。アナリストは、同社の純利益が2018年までに5億2500万ドルと、3年間で73%増加すると予想。純資産は同時期、年7%以上拡大するとみている。これを考えると、上記の倍率は一層妥当に思える。

日本の保険業界はかつては非常に気前の良い買収を行ってきたが、最近はより理性的になっている。東京海上が2008年、フィラデルフィア・コンソリデイティッドを買収した際の価格は純資産の2.9倍で、プレミアムは86%だった。ただ、日本の超低金利、縮小する市場から身を守りたいという希望は依然として非常に強いようだ。

●背景となるニュース

*SOMPOホールディングスは5日、傘下の損保ジャパン日本興亜を通じて、米損害保険大手エンデュランス・スペシャルティ・ホールディングスを買収することに合意した。買収額は現金で約63億ドル、エンデュランス株1株当たり93ドル。日本円にして6375億円。

*エンデュランスのジョン・シャーマン会長並びに経営陣は、少なくとも向こう5年間は現職にとどまることに合意。会長は、統合後のグループで国際事業の会長兼最高経営責任者(CEO)に就くという。

*買収を実行するには、エンデュランスの株主らの承認が必要。SOMPO側は、2017年3月期中の買収完了を見込んでいる。


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