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金融機関観察スレッド
2745
:
とはずがたり
:2016/10/05(水) 07:55:34
>>2744-2745
3回目以降も同様だ。既に受け取った人以外で入札をし合い、既に受け取った人の利息を加えた会合ごとの拠出額を受け取る代わりに、次回以降支払う利息を負担する。通常は、後で受取るほど受け取り額と拠出額の差が大きくなり、得をする仕組みになっている。
「無尽だから」残業が許される?
民間の金融システムがまだ十分に発達していない時代に始まった「無尽」。国民の多くが貧しいった時代に、親しい者同士が集まり、冠婚葬祭など一時的に大きなお金が必要な場面で、助け合いの精神から生まれた仕組みだ。この仕組みを悪用する者もいれば、破たんしてしまうケースもあったそうだ。
冒頭に述べたように、現代では若い人は「無尽」=「飲み会・サークル」という認識が多いようで、拠出金なしに集まるのが主流になっている。
驚きなのが、残業をしなければならない雰囲気のオフィスでも、「今日は無尽行ってきます」というと、「無尽なら」と快く送り出してくれるという。
大阪府民の筆者が、何か「無尽」に代わる都合の良いツールが無いかと考えてみた。たとえば阪神戦のチケットをチラつかせて「今日は甲子園行かなあかんねん」と言ってみたとしても……「ええな、やる事やってから行きや?」と言われるか、「代わりに行ったろか?」と言われる程度だろう。
人と人とのつながりで成り立つシステム
「無尽」は他に「頼母子講(たのもしこう)」と呼ばれ、沖縄では「模合(もあい)」とも呼ばれ、山梨だけに限った習慣ではないようだ。
保険の仕組みに近い「互助会」というものもある。このような口約束でのお金の貸し借りが、漫然と今日に至るまで続くというのは、仲間内の信用がなければ当然成り立たないわけで、その人と人とのつながりの深さに、筆者は古き良き日本のなごりが感じられる。
ご近所づきあいでも、職場の付き合いでも、「面倒だな」と思えばそれまで。有事の際に助けになるのは、普段気にすることのない隣人やビジネスライクな付き合い以上の仲間だろう。
この無尽が、山梨県民の金融リテラシーが低いという調査結果に関連しているとすれば、本当の理由は、人付き合い能力の高さなのかもしれない。
佐々木 愛子 ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員2種
国内外の保険会社で8年以上営業を経験。リーマンショック後の超低金利時代、リテール営業を中心に500世帯以上と契約を結ぶ。FPとして独立し、販売から相談業務へ移行。10代のうちから金融、経済について学ぶ大切さを訴え活動中。FP Cafe登録FP
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