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金融機関観察スレッド

2742チバQ:2016/10/04(火) 20:22:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160930ddlk09020162000c.html
<新生>めぶきFG誕生/上 苦渋の経営判断 生き残りへ全国地銀注目 /栃木
09月30日 11:12毎日新聞

 まばゆいカメラのフラッシュに包まれた足利ホールディングス(HD、宇都宮市)の松下正直社長と常陽銀行(水戸市)の寺門一義頭取は笑みを浮かべながら、固い握手を交わした。今年4月、東京都内で開かれた記者会見。両社は持ち株会社方式による経営統合について最終合意したと発表した。「地元企業が飛躍していくチャンスを増やす。統合のモデルケースにしたい」。松下社長は、統合により10月1日に誕生する「めぶきフィナンシャルグループ(FG)」にかける決意をのぞかせた。

 統合の背景には、人口減少による市場縮小など社会構造の変化、それに伴う収益環境の悪化があった。今年2月には、日銀のマイナス金利政策も導入され、収益の減少は避けられない状況だった。今回の統合は、苦境に陥る前に経営基盤を強化しようという戦略があったと言える。4月の記者会見で、寺門頭取は「収益環境の厳しさに対応する一つの経営判断」と理由を説明している。

 両社による「統合準備委員会」が設置されたのは昨年11月。それから月1回の会合を重ねてきた。委員会では相乗効果について何度も検証し、2021年度に増収効果150億円程度が見込めると算出した。

 スムーズに進んだかに映った統合に向けた議論の裏で、「持ち株会社の名称決定は随分と難航した」と足利銀行(宇都宮市)の関係者はこぼした。顧客に親しみを持ってもらおうと、ひらがなで複数の名称が考案された。しかし、既に商標登録されているものが多く、決定までには時間を要したという。

 最終的に外部のコンサルティング会社から提案された候補から「めぶき」を選んだ。「知見と創意を結集させることで、みずみずしい発想や新しい価値が次々と生み出される」という思いが込められている。

 かつて足利銀の元融資先企業を再生する地域ファンド会社社長を務めた山崎美代造さん(80)は、両社の経営統合により全国的に地方銀行の再編が加速化する可能性を指摘する。「これまで経験したことのない人口減少、少子高齢化の時代に入っており、市場が収縮する中、地銀は生き残る方策を探している。統合は、そのような状況を好転させる一つの道と言える」

 松下社長の言葉通り、全国の地銀にとって「統合のモデルケース」となり得るか。新たな金融グループの誕生に注目が集まっている。

    ◇

 足利銀行を傘下に置く足利HDと常陽銀行が経営統合して誕生する「新生・めぶきFG」。統合の背景や、県内経済への影響などを探った。【加藤佑輔】


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