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金融機関観察スレッド

2738チバQ:2016/10/04(火) 20:20:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161002ddlk08020025000c.html
<巨大地銀の行方>めぶきFG発足/上 異文化融合で強く 経営目標、将来像に温度差も /茨城
10月02日 11:49毎日新聞

 「正直、よくこれだけの期間でたどり着いたなと思う」。めぶきフィナンシャルグループ(FG)社長に就任した寺門一義・常陽銀行頭取は1日の記者会見で、感慨深げに語った。

 常銀と足利銀行を傘下に持つ足利ホールディングス(HD、宇都宮市)との経営統合交渉が水面下で本格化してから1年半。両社が基本合意してから11カ月に過ぎない。FG副社長に就任した松下正直・足銀頭取も「短い時間だった。中身は濃かった」と振り返った。

 基本合意以降は両首脳を含む各5人の幹部からなる「統合準備委員会」を設置し、シナジー(相乗)効果の算出など事業計画の策定に協議を重ねてきた。会合はテレビ会議などで月1回のペースだったが、その下に設けられた7分科会19ワーキンググループの開催は延べ約400回に及んだという。

 交渉がスムーズに進んだ背景には「統合の象徴である持ち株会社の名称がすんなり決まったことが大きい」(常銀幹部)。持ち寄った複数案の中から、それぞれが「めぶき」を推した。常銀幹部は「『みずほ』や『りそな』のようにひらがな三文字を定着させたいとの思いがあった。ここでつまずいたら、わだかまりが残ったかもしれない」と解説する。

 両者は戦前から、かつて存在した川崎銀行を通じて関係が深く、旧川崎銀出身で足銀常務だった亀山甚氏は常銀の初代頭取を務めた。このため「根っこは同じ」という意識もあった。

 ただそれぞれ創立80年、120年の歴史を誇る両者が「細かい部分において考え方が完全に一致することは基本的にない」(寺門氏)のも事実。関係者によると、経営計画で示す数値目標について、足利は総じて「高め」の数字を示したのに対し、常銀は抑制的な数字を掲げたという。協議は常銀側が主導し、要となる相乗効果については「150億円」に落ち着いた。

 今後、他行が合流するかどうかについても、温度差がある。寺門氏は「(今の)計画のシナジー実現へ向けて最大限努力していくことが望ましい」と当面は2行にとどめるべきだとの考えを示したのに対し、松下氏は「そんなことはない。誤解です」と軌道修正してみせた。

 「違う文化が一緒になれば新たな文化が生まれる。異文化と接することにより、企業は強くなる」と松下氏。めぶきFGの企業文化創造は始まったばかりだ。

     ◇

 めぶきFGが発足し、総資産15・3兆円と全国3位の「巨大地銀」が誕生した。統合の背景や今後の行方に迫る。【松本尚也】


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