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金融機関観察スレッド

2690とはずがたり:2016/05/27(金) 12:57:11
<生保3月期決算>日本生命、首位奪還 保険料収入が増加
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20160527k0000m020068000c.html
05月26日 21:02毎日新聞

 生命保険主要12社の2016年3月期決算が26日、出そろった。売上高に当たる保険料等収入は、日本生命保険が前期比16.6%増の6兆2620億円と、第一生命保険を6760億円上回り、2年ぶりに国内トップを奪回した。ただ、金利低下などが響いて12社中9社で営業利益にあたる基礎利益が減少。日銀のマイナス金利導入の影響などで17年3月期も苦戦が予想される。

 日本生命は昨年7月に銀行窓販向けの新商品として、外貨建て終身保険を投入した効果で収入を伸ばした。さらに、昨年12月に経営統合した三井生命の1?3月期分の収益(保険料等収入1473億円、基礎利益74億円)が上乗せされた。17年3月期は三井生命の収益が通期で加算される。日本生命の児島一裕常務は決算会見で「安定的なナンバーワンであり続けることを目指して努力する」と国内首位を堅持する姿勢を強調した。

 第一生命の保険料等収入は5兆5860億円と前期比2.8%の増収。子会社の外貨建て商品の銀行窓販が引き続き好調なほか、昨年2月に買収した米プロテクティブの収入も加わったが、日本生命に及ばなかった。

 一方、日銀の金融緩和に伴って低金利が続いていることから、各社は貯蓄型商品の販売を抑制している影響などで、国内生保8社では明治安田生命など4社が減収となった。変額保険の販売が拡大し、保険金支払いのために積み立てている「責任準備金」の積み増しが必要となったことも響き、国内6社で基礎利益が減った。第一生命の川島貴志専務は「この金融情勢が続けば貯蓄性商品の販売は抑制的になり、収益は下ぶれる」と述べた。

 17年3月期はマイナス金利の影響などで運用利回りの一段の低下が予想されるなか、生保各社の経営環境は厳しさを増しそうだ。各社はより高い利回りを見込める外国債券の運用拡大や、医療保険など第3分野商品の開発・販売を進めることで、収益力を向上させる方針だ。【中島和哉】

 【キーワード】生保の決算

 生命保険会社の決算は「基礎利益」が最も注目される。有価証券の売却損益などを除いた本業でのもうけを示すもので、一般企業の営業利益に近い。基礎利益のうち、契約時に約束した利率に基づく運用収益と、実際の運用収益の差額を表す「利差」▽予定死亡率と実際の死亡保険金支払額で生じる「死差」▽想定の経費と実際にかかった費用の差の「費差」の三つは「3利源」と呼ばれる。バブル崩壊後には過去の高い予定利率が原因で利差がマイナスとなる「逆ざや」が各社の経営を圧迫した。近年は日銀の金融緩和による金利低下で運用環境が悪化するなか、将来の保険金支払いに備えた「責任準備金」の積み増し負担が基礎利益を押し下げている。


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